月.島蛍2 ページ6
蛍の膝の上に跨り、肩に手を置く。
膝の上に乗るといつも見上げる顔がちょっと上を見るだけで目線が合う。
キスするみたいに整った顔にゆっくり近づく。
ド○○キするのを悟られないよう。
蛍が咥えてるプリッツの半分ぐらいのところを歯を立てて噛んだ。
ーーーー…ふぅー、あとちょっとでキスする距離だった……
そして全く何も気にせず私は咥えたプリッツを食べてしまった。
『あ、食べちゃった』
「じゃあハイ、コレ」
蛍は今私が噛んで半分の半分になったプリッツを突き出す。
『え！！今やったよ？！？！』
「食べちゃったならまたAが噛まないと次いけないよ」
言いくるめられてるようだが、もう一度蛍の顔に近づく。
少ししか蛍の口から出てないプリッツを見ながら鼻が当たらないように首をかしげる。
ーーーーもうちょっと…
そう思っていたら、
「…っ焦らしすぎ」
蛍が前にきてあっけなく唇同士が繋がった。
プリッツをずっと咥えていたので蛍の唇は塩っけがした。プリッツは下に落ちてしまったが、私たちの唇は離れなかった。
蛍のキスはド○○キして、とろけそうで、頭がふわふわする。
もっともっと…と愛しさが増す。
『……んは……ちゅ…んはぁ………っん……』
お互いがお互いの唇を食べるように何度も何度も…夢中になってしまう。
私は蛍の服をギュッと掴んだ。
でもさらに近づきたいと思い蛍の首に手を回す。
密着度が増し、蛍も求めてキスをしてくれるのが嬉しい。
チュチュとキスをする音とたまに眼鏡がカチャっという音だけ部屋の中に響く。
キスを求め合ったがしばらくして蛍の顔が離れていき、キスが終わってしまうのが名残惜しく感じた。
「Aはこーゆーゲームがしたかったんでしょ？」
お姫様抱っこされてベットに寝転がされた。
「ここで終わるとかないから」
上にいる蛍に両手を恋人繋ぎでにぎられ悪い顔を見ながら、私がどうにかできる相手ではないと思った。
私は口を少し開けて近づいた。
蛍に続きを早くしてほしい…今はそれだけ…
国.見英 [その気にさせた]※→←月.島蛍 [膝の上に乗っかって]
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作者名：フラムボン
| 作成日時：2019年9月26日 15時
