宮侑 [逢いたい、無性に] ページ12
[電話設定]
会話のみ。どこかと神戸の遠距離です。全国大会で出会って付き合った感じです。
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「もしもーし、A今大丈夫？」
『大丈夫だよ』
「今何してたん？」
『勉強ーしながら、漫画読んでた』
「おい、ちゃんと勉強しろ」
『侑だってあんまり勉強してないじゃん』
「俺はバレーしとるから」
『それ理由になる？』
「なるなる」
『まぁ侑はきっとバレー推薦で大学行くからね』
「そうなるやろうなぁ。Aは大学どないするん？』
『どーしよ、…でも東京の大学に行きたい』
「東京の大学から推薦きてるから、Aが東京の大学だったらすぐ会えるで」
『そーなんだ…じゃあ頑張ろっかな…』
「おー、そんなに俺に会いたいか」
『……うん…会いたい…』
「…A今日は素直ちゃんやなぁ」
『………だって、友達は彼氏とすぐ遊びに行けてて、なんか楽しそうで…学校ももし一緒だったらって思うし……侑が私の知らない世界で女の子と仲良くしてたら嫌だし…会える距離ならいつでも侑に触れられるから…』
「………あかん…」
『…なに？』
「めっちゃ今Aに会いたなってきた」
『…………………私は毎日会いたいよ』
「…っもー、ダメやっ！！そんな可愛い声でお願いされたら、もーダメやっっっ！！」
『侑は…私が毎日何してるか気にならない？』
「なるなる！なるに決まっとるやろ！Aが変な男に絡まれてないかなーとか、今日も可愛いんだろうなー、とか頑張りすぎてないかなーとか、側にいるなら、こんなとこやあんなことたくさんしたいと思うとる！」
『ふふっ。私だけじゃなくてよかった』
「笑い事やないで！毎日Aでヌいてるし」
『へっ！？』
「夢の中でAのこと何回抱いたか…」
『…っわかったからもういーよ』
「やばっ、こんなこと話してたら変な気持ちになってきてもーた」
『ちょっ！電話越しに盛んないでよ！』
「いやいや、マジで今度そっち行くことにしたから」
『…まぁ来てくれるのは嬉しいけど…』
「会った瞬間押し倒してしまわんようにしないと」
『………いけど』
「ん？なんやって？」
『……私は…押し倒されても全然いい…』
「…はっ？………会ったら無茶苦茶にしたくなるようなこと言いやがって……」
『……。無茶苦茶にされてもいいし…』
「もー！！！お前なんなん今日！！会ったら絶対5回は抱いたるからな！！！！覚悟せぇ！！」
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作者名：フラムボン
| 作成日時：2019年9月26日 15時
