STARLIGHT ２ (ページ34)

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「やっぱりAなら信用してるからいいよってー、彩が」

トイレでついでに電話しちゃった。と岩田さんが個室に入って来た

『それは良かったです。……何飲みますか？』

ん～とメニューを見ながら結局私達はいつも通り、ビールで乾杯をした。

「でさー、臣さんとは何があったの？俺、気になっちゃってさー」

あぁ………それが聞きたくてここに来たのね？

岩田さんは何かと私を気にかけてくれて、相談に乗ってくれる

だから全てを話したくなるし…聞いて欲しくなる。

『……………オデコに………チューを』

家に入った経緯と泊まった事、部屋で臣さんからされた事を隠さず話した

「やっぱりオデコにチューだったかぁ！本当にそれ以外はないの？」

『本当にないですけど、やっぱりって何ですか？』

「隆二さんが臣さんに突っかかってたから」

『突っかかる？』

「そう、もう手出さないでねって」

『……………へぇ。』

「そうだ、その泊まった次の日、隆二さんとも何かあった？機嫌良かったんだよねー」

『………約束しました……もう一人で男の人の家に行かないって』

「そうなの！？……なんかさ、付き合ってるみたいだね」

『………そうなったらいいのに。いつまでもこのままな気がして…。岩田さんはどうやって彩さんに告ったんですか？』

「聞いてないの？彩から」

『詳しくは聞いてないから、聞きたいです』

「そっか、じゃあ………」

そう言って岩田さんは少し照れながら彩さんとの思い出の日を話してくれた。