STARLIGHT ２ (ページ28)

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☆～side 広臣～ページ28

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"Aに指一本でも触れたら許さないよ"

と言われたのはほんの数分前ーー。

タクシーで気分が悪くなったAを家に連れてきた事、熱もあってフラつくAを家に泊める事

彼氏でもない隆二に俺は丁寧に、誤解されないよう電話で説明をした。

ったく、彼氏になれっつーの！

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つか…………………ヤバイ。

Aに一瞬ムラっとして、したのはデコチュー。

隆二にバレたら………はぁ…やっちった。

まいっか。

これこそが、俺が考えた最高の作戦になるんじゃないのぉ？

もっと嫉妬して、Aを手放したくなくなればいいんだ

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『臣さん……私帰りますね。お邪魔しました』

耳元に響いたAの声で必死に目を開けてみるけど、眩しさもあってなかなか上がらない瞼

「………ん。気を付けろよ」

やっと片目が薄ら開いて視界に入ったのは横に屈むAだった

『起こしちゃってすいません。鍵、閉められますか？』

「開けたままでいいや。後で閉めっから」

Aの少し困った顔と、小さな "はい" の返事を最後に俺はまた意識を手放した。