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☆〜side 隆二〜 ページ41
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これ以上探ることはしたくなくて、Aが料理をしている間にシャワーを浴びた。
空腹を刺激する匂いと、Aが臣と楽しそうに話す声が俺の元に届く。
女の勘は鋭いって言うけど、俺の勘も鋭かったりすんのかな?
頭を拭くタオル越しに見たAは臣の目をしっかり捉えていて
やっぱりそうか………俺の勘が確信となっていく。
Aは気付いていなかったのかもしれないけど、日に日にAの口から"臣"と聞く事が増えていて
その度に嫉妬する俺は小さい男だと自分を責めた。
俺はAのために何をすればいい?
俺に不満があるなら何でも直すし
俺への気持ちが冷めてきてるならもう一度好きにさせてみせる
俺はAを手放すことなんて出来ないから
気付かないフリ、させて。
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作者名:taka | 作成日時:2016年1月21日 15時