検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:290,467 hit

ページ21

.









声が漏れそうになり手の甲を必死に口に押し付けると隆二はその手を握って唇で塞ぐ。







密着させた体は離れる事がなく、スローペースな隆二の動きにも私は全身で反応した。








胸の上に頭を乗せて、眠る隆二の顎を親指でなぞる。







隆二がきっかけを作ってくれなければ、私は臣をまだ避けていたかもしれない







あの場に隆二が居たら、いつまでも拗ねる自分が恥ずかしくて部屋にすぐ飛び込んでたはず。








私はいつも後になって気付く、









どんな時だって隆二の見えない優しさに包まれていたことに。

ムネの音。→←☆



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (272 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
379人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:taka | 作成日時:2016年1月21日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。