【ベイブレードバースト】狂ってしまった時計【短編集】

6時…俺だけで良い ページ6

「また一人なのか？」

最近スネークピットに所属した女ブレーダー
のA。

俺はコイツを気に入っている。

容姿が美しく、声も平均的な女子に比べて
低いがかなり透き通っていて、何より、
話しの面白さや性格の良さを兼ね備えている。

こんな理想の女そうそう居ないだろう。

ただ、Aは男ブレーダーに人気だ。

勿論女ブレーダーにもだがな。

だから、狙っているブレーダーは沢山居る。

だが、アイツはそんなことも知らずに平気で
その様なブレーダーに話しかけ、笑顔で接してしまう。



それは、俺にとってあまり良いことでは
無かった。



その内、俺は独占欲が強くなり。

その笑顔を他に見せて欲しくない。

俺だけで良い。

こう思い始めた。

だんだんこの思いは大きくなっていった。

ふと、ある考えが頭に浮かんだ。

アイツを俺だけにすれば良いのでは？と。

それから俺は先程の様に声をかけ、アイツの
頭の中に独りぼっちだという設定を
組み込んだ。

アイツの中ではもう自分にはコイツしか声を
掛けてくれる人が居ない、という考えが
まとまっているだろう。

その証拠にアイツは俺以外の奴とは最低限
話さなくなり、俺と話す時間がとても増えた。

アイツ…Aにとっては、俺は大きな
存在だろう。

…今思えば、コレは一種の洗脳
ではないか？と思う。

だが、もうそんな事を気にする必要は無い。

洗脳なら洗脳で良い、どうでも良い。

今大事なことは、この時間、この瞬間を
大事にすることだ。

「幸せにするからな。」

この独り言は誰にも届かず消えていった。

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うん、誘導型だな、誘導型。

私ね、ノーマンさん好きですね。

何かスッゴイイケヴォだし((

てか、可愛いですよね←

7時…勿体無さ過ぎる→←5時…そらないやろ

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