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夜道を走る一台のシボレー
今回は助手席に座らせてもらった
車内はタバコと香水のような香りが微かに漂う
…なんだか落ち着く…
でもだめ、今度は寝落ちしないように…
沈黙が続いて気まずいなと感じていると
「一人暮らしなのか？」
と赤井さんが口を開く
『うん、両親は10年くらい前に他界してて…あと高校生の妹がいるんだけどね、寮生の高校に通ってて…』
「そうか…確かお前の父親も…」
『FBI捜査官だった…
…表向きは事故で亡くなったとされてる…
妹はまだ小さかったからあんまり覚えてないみたい』
「両親の事故の真相を知るためにFBIに？」
『いや、そういうわけではないよ
知ったところで何も変わらないからね』
ふと外の景色を見るとそろそろ自宅に近づいてきた
「ここら辺か？」
『あ、うん、そこの交差点を左に行ったら…』
『今日は送ってくれてありがとう…』
「こちらが誘ったんだ、それと君に怪我をさせてしまってすまなかった…」
『あなたの責任じゃないでしょ…』
「もしよかったら朝も送ろうか？ラッシュの電車は危ない」
『えっ、いや…それはちょっと…』
「そんなに周りの目が気になるなら近くで降ろして時間差で出勤すれば良い」
『……じゃ、じゃあ…お願いしようかな…』
「了解だ、明日の7時30分に迎えに行く…」
『わかった…ありがとう…おやすみなさい』
「ああ、おやすみ」
あいつも案外素直なんだな…と赤井は心の中で呟いた
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*＊koyuki＊*(プロフ) - 苺華さん» ありがとうございます！もうすぐ更新しますのでしばらくお待ち下さいm(_ _)m (2020年1月25日 19時) (
レス) id: d929975908 (このIDを非表示/違反報告)
苺華 - すみません、すみません!!人違い…です。いや、とっても楽しく読ませてもらったので…！！頑張って欲しいという気持ちは本心です!! (2020年1月20日 14時) (レス) id: 1128e57cc5 (このIDを非表示/違反報告)
苺華 - 私前からロングロードが大好きで、そこから作者様にハマっていったのですがどのお話もハズレが無くて、とても楽しく読ませてもらってます!!これからも更新頑張ってくれると、嬉しいです！！ (2020年1月20日 14時) (レス) id: 1128e57cc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年12月26日 0時
