【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でしたPART9 (ページ3)

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387話自分を死んだ事にした理由ページ3

くいなside

「エース！少しは落ち着け！」

「Aを揺さぶるなと麦わらの一味の船医に言われただろ？」

サッチさんが怒りながら注意した後、イゾウさんが呆れた表情で注意すればエースも少しは落ち着いた様子
師匠の事で冷静さを失って取り乱していたから注意された事で落ち着きを取り戻したのね

「今から俺が手当てする!!ロビン、俺のリュックに止血剤が入ってる！」

「俺も手伝う！白ひげ海賊団の船医だからな」

チョッパーが手当てするからロビンさんにリュックの中に止血剤が入ってる事を教えた後、オヤジさんの所の船医が積極的に協力を申し込んでいる
二人の船医がルフィ君と師匠の手当てをしている間、幼馴染で親友のゾロに声をかけられた

「お前、自分を死んだ事にして今まで何してたんだよ」

「私は自分を死んだ事にして師匠と共にあちこち旅をしていたわ。今までシモツキ村から出た事がなかったから改めて見ると世界ってこんなにも広いんだなと思い知らされた。色んな所で人と出会ったり、敵に襲われたりもしたけど師匠と共に女剣士として少しずつ強くなった。師匠は私に『自分の実力を知りたいのなら、一緒に旅をしないか？ここよりもっと強い剣士達がいる』と声をかけられ、私は自分の力を知る為にお父さんには死んだ事にして欲しいと頼んだの。【和道一文字】...大切に使ってくれてありがとう」

ゾロの問いかけに私は物静かな声で師匠と共に旅をしながら世界が広い事や色んな人に出会った事、師匠と共に女剣士として少しずつ強くなった事、力を知る為に自分を死んだ事にして欲しいと頼んだと答えた後、和道一文字を使ってくれた事に対してのお礼を伝えた直後、ゾロは私が子供の頃から和道一文字をチラッと見た後に私に返そうとしてきた為、やんわりと断った

「その和道一文字...今はゾロの物だよ。私には師匠から頂いたコレがあるから！元々は師匠が子供の頃に使用していた雪桜を使っていたけど鍛えた時に修復不可能になるほどボロボロになっちゃってね...今は師匠...ううん...イスカンダル一族の先祖が眠る墓の側に供養しているわ」

「お前...！その刀は伝説の刀と言われている玲瓏じゃねェか！」

師匠の方を見て穏やかに話しかけつつゾロに自分が使用している玲瓏を見せた直後、ゾロが驚きを隠せない様子を浮かべていた
コラさん曰く「玲瓏は伝説の刀」と言ってたけど本当だったみたいね

「2年前、私達がある敵船を襲った時に手に入れたのよ」

「今すぐ俺と勝負しろ!!」