【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でしたPART7 (ページ41)

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327話カリファの思いページ41

私の呟きに誰も答えられない中、カリファが一歩前に進んだかと思えばゆっくりと口を開いた

「A...貴女が死んだと聞かされた時は本当にショックだったわ...世界政府が貴女にした仕打ちは決して許されない事だって分かってる。でも、それなのに貴女は敵対していた世界政府...いえ、世界政府直下暗躍諜報機関【サイファーポールNo.9】に所属していた私を救ってくれた。助けて貰った恩返しとして貴女の心を開かせようとしたけど貴女は最初、頑なに心を閉ざしていたから難しいと思ってたわ。その姿を見て私は「世界政府がしてきた仕打ちは彼女の幸せを奪い、心に深い傷を負わせた。これが当然の反応。心を開かないのは当たり前」と思ったわ。でも貴女は少しずつ私に心を開き始めていた。貴女の...Aの本質を知った私は世界政府がどうしてイスカンダル一族を滅ぼそうとしたのかを疑問に思ったの。だから今、Aが助けてくれなかったら今の私はいないわ。それに長官...いえ、スパンダムが部下だった私達に全ての責任を擦り付けた事でCP9(あそこ)を辞められたけど」

「カリファさん...」

『.........カリファ、私達とは既に和解してるんだ。今は私達の仲間だろ？』

カリファは物静かな声で世界政府が私にした仕打ちは決して許されない事や私に対する思いを語るとスカーレットさんは心配そうにカリファを見つめる中、私は物静かな声で既に和解してるから今は仲間だと伝えるとカリファは嬉しそうに顔をほころばせる
こんな美人や他の部下に全ての責任を擦り付けるなんて...スパンダムは見た目も中身もクズの塊だな←
今度会った時は私がカリファの代わりに情け無用でブッ飛ばしてやろう(黒笑

「あの...レベッカ達は無事ですか？」

スカーレットさんは私にレベッカ達は無事かと問いかけられた
スカーレットさんは前にも話した通り、シュガーによってキュロスさんはおもちゃにされ、人として存在や記憶を失い、レベッカの食料を調達しに街へ出かけた所をディアマンテに銃撃され、おもちゃになったキュロスさんに助け出されるが既に致命傷を負わされ、そこで通りかかった私にキュロスさんが助けを求め、スカーレットさんの傷を癒し、キュロスさんの記憶を戻させた事で彼の事を覚えているのだ
ただレベッカとヴィオラは残念ながらキュロスさんの人としての存在や記憶を失っているから知らないがな...

『二人は無事だよ(微笑』

「よかった...」

「私達は絶対にレベッカ達を助け出します！」