【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でしたPART7 (ページ23)

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309話犯人が誰なのかは知っているページ23

チラッとコラさんの方を見るとオヤジさん達に話してもいいと言わんばかりに頷いている
話してもいいと言う合図だな...よし、誰がやっているのかを話そう

『その事件を起こしたのはイスカンダル一族の末裔の私と決して相容れる事のできない関係があり、コラさんと血縁関係のある人物。その人物は世界政府公認でハンコック...いや...【海賊女帝】ボア・ハンコックと同じ王下七武海の一人........._______________________________________ドンキホーテ・ドフラミンゴだ』

私は物静かな声で淡々と事件を起こした犯人の名前を上げるとオヤジさんはやっぱりと言わんばかりの表情でマルコさんは信じられないと言わんばかりの表情になっているのに対し、エースとサッチさんは息を飲んでいる

「ロシナンテの兄は確か...Aが死ぬ前に会ってたって聞いたが...それに...名乗っていないはずのAの本名やAの母親の事まで知っていた奴じゃねェか？」

『あァ。私が死ぬ前、ドフラミンゴが治めている国へ行ってドレスローザの王女・ヴィオラと出会い、彼女からある事情を聞いていた』

「ドレスローザにいた事は知っていたがある事情とは何だよい？」

その後、しばらく沈黙が続いたが沈黙を破ったのはサッチさんで私の本名やお母さんの事まで知ってた奴じゃないのかと問いかけられ、私は頷きながら自分が死ぬ前にドレスローザへ行ってヴィオラと出会い、事情を聞いたと答えるとマルコさんから事情とは何かと問いかけられた

その問いかけにくいなとコラさんはお互いに顔を見合わせながら本当の事を言っていいのか分からない為、私の方を見てくる
この事は...オヤジさん達に話した方がよさそうだな...

「ドレスローザの王女は生きていたか。A達、詳しく話せ」

しばらく無言になっているとオヤジさんがヴィオラが生きていた事に安堵しつつも詳しく話す様に言われた為、私は黙っていた口を開いた

『あァ。ドレスローザでのある事情と言うのが～説明中～と言う訳だ。それに...ドフラミンゴは私を手に入れようと条件を持ちかけてきた。だけど私はイスカンダル一族の末裔としてその話を断るつもりだったがドフラミンゴは大切な仲間の為にも...そして私自身の為にも考えろって言われた。何も言い返せなかったのが少し悔しかったがな...』

「.........そう言う事だったのかよい」

ドレスローザで起こった事情を話しつつドフラミンゴとのやり取りも詳しく話せばマルコさんは納得した様な表情に変わる