【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でしたPART4 (ページ28)

今日:24 hit、昨日:1 hit、合計:80,050 hit

169話まさか知られてしまうとは... ページ28

髪の毛を乾かした後、コラさんに声をかければ目を覚ました

「ドフィに自分の本名や海王類と話せる事は絶対に言うな！」

『もちろん』

コラさんから本名や海王類と話せる事は絶対に言うなと念を押されている為、私は物静かな声で頷いた
言われた通りに警戒心を強めながらドフラミンゴの部屋に向かう

『ドフラミンゴ。私だ』

「Aか。入ってくれ」

ドフラミンゴの部屋に到着した私はコンコンとドアを軽く叩きながら声をかけるとドフラミンゴから入る様に言われ、ガチャッとドアを開ける

『ドフラミンゴ、話というのは何だ？明日はヴァイオレットと出かける約束があるんだ。手短に頼む』

「フッフッフッ。A、俺はお前の秘密を知っているぞ!!!」

ヴァイオレットと出かける約束がある事を口実に手短にお願いした途端、ドフラミンゴは私の秘密を知っていると言い始めた
......やっぱり、コラさんの言う事は当たっていた

『.........私の秘密？ドフラミンゴ、いったい何の話をしているんだ？』

警戒心を強めながらドフラミンゴに話しかける
イスカンダル一族の末裔で本名がある事を隠しつつ問いかけた
あまり焦っていると図星だとバレてしまう為、心を落ち着かせている
次に何を言われても覚悟はできているさ...

「A、しらばっくれても無駄だ。お前は_______________________________________【イスカンダル・D・リリアーヌ】の娘だろ？」

ドフラミンゴの口からお母さんの名前が出てきた為、私は無言のまま切れ長の目を鋭くしながら睨み付ける
どうやって私の事を知ったのかは知らないが天竜人の一族である以上、殺すしかなさそうだな...

「それだけじゃねェ。お前の名がアイオリアじゃねェ事も知っている。お前の本当の名は【イスカンダル・D・A】。神殺しと呼ばれた【イスカンダル一族の末裔】だ。その証拠にAが持っている刀は妖刀・【雪姫】の鞘にイスカンダル一族の紋章がある。そいつはイスカンダル一族に代々伝わる刀でイスカンダル一族の人間にしか扱えない事も知っている。それと...イスカンダル一族が持つ特殊な能力がある事はもう調べ済みだ」

『............何処でそれを調べた』

「俺の情報縄をなめるな」

ドフラミンゴが詳しく言うものだから何処で調べたのかと声色を低くさせながら問いかけるもそう簡単には答えてくれなかった
............ここまで知られてしまったからには仕方ないな
コラさん、約束できなくてごめんね...
私、守れそうにないや...