166話 ピーカのコンプレックス ページ25
『声が甲高いくらいで笑う訳ないだろう?』
私達が男性の甲高い声に笑わなかった事に気づいたのか意外だと言わんばかりの表情で言われ、私は物静かな声で声が甲高いくらいで笑う訳ないと伝えるとくいなとコラさんも無言で頷いた為、男性は私達の対応に嬉しかったのかその場で泣いていた
その後に名前を教えて貰い、甲高い声の持ち主の名前はピーカさんで年齢は38歳との事
小さい頃からこの甲高い声の所為でからかわれたり、笑われたりした為、常に無口で貫き通しているのだと言う
コンプレックスに触れられると嫌な思いをするのは誰だって一緒だからね
二人目は大きな口と長い脚が特徴でインディアンのような羽飾りがついたコートと悪魔の実の能力ではためかせている鋼鉄製のマントを着用し、派手なフェイスペイントをしている男性の名前はディアマンテさんで年齢は43歳との事
しっかりしてそうな見た目だが自信過剰でおだてにのせられやすい性格らしくそこがなければ完璧だと私は思った←
三人目は「V」マークが付いた帽子とサングラス、ワンピースを着用しており、両腕にファミリーの刺青があり、クローバー状の巨大な盾を背負っており、尻尾が生えている太った大男の男性の名前はマッハバイズさんで年齢は50歳との事
この尻尾は生まれつきらしく、小さい頃はその所為で周囲に迫害される悲惨な生活を強いられていたと言う
何処行っても「こいつに○○があるから」と言う理由で迫害する所はあるんだなと心の中でそう思った
四人目は乳幼児用ボンネットにおしゃぶり、よだれかけといった赤ん坊のような格好をし、サングラスをかけビキニパンツを穿いた小太りの男性の名前はセニョール・ピンクさんで年齢は44歳との事
彼の見た目に少しだけ引いたがワイルドな振る舞いと渋くハードボイルド溢れる言動にギャップを感じてしまった
見た目とのギャップが凄いからモテるんだろうな...(苦笑
それに何だか雰囲気がまるで私と同じみたいだ...
ちなみに彼は動けない味方を身を挺して庇い、一般市民が困っていると戦闘を放り出してでも助けようとするなど人情に厚い面もある為、みんなからの信頼は高いらしい...
何故この格好をしてる理由は今は亡くなった奥さんがこの姿に笑顔を見せてくれた為、この格好で貫き通しているとの事
何だか辛い話を聞いてしまったな...
彼に申し訳ない気持ちでいっぱいになる
『ごめんなさい...言いたくない事を言わせてしまって...』
「気にするな。俺が勝手に言っただけさ」
167話 似た者同士→←165話 トレーボルさんの鼻水を拭いた
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2019年10月14日 19時