【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でしたPART3 (ページ21)

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114話ナンパはお断り！ページ21

シャンクスに顔を見せろと何度も言われたけどルフィの言う事もあって見せない様にしていたけど、あまりにもしつこかった為、思わず彼の方へ振り向いてしまい、私の顔を見たシャンクスは一瞬だけ目を見開いた後、鼻血を出してぶっ倒れてしまったのだ←
その後、簡単な自己紹介を済ませるとシャンクスは私の顔を見て「いきなりぶっ倒れてすまない。若い頃のリリー姉さんにそっくりで驚いた」と言うものだから私は『お母さんを知ってるの？』と問いかければシャンクスは頷きながら「あァ、あの人は俺の初恋の人だった」と答えてくれた
シャンクスの初恋の人がお母さんと言った時はめちゃくちゃ驚いたがな...

まァ、私の話はここまでにして赤ワインをゆっくり飲みますか！
赤ワインを飲んでいた時、他の客の声が聞こえてきた

「あれって、七武海のミホークじゃない？」

「本当！隣にいる栗色の髪の毛をした女の子は賞金稼ぎで有名な雪姫のAじゃない!?手配書でしか見た事がないけど近くで見ると美人さんね！一緒にいる黒いフードを被った人達は分からないけど...」

「本当、雪姫のAなら彼女にしてーよ？なっ？」

「おう。いいなー」

......私が美人で彼女にしたいって(苦笑
こんな美しい見た目をして20代ぐらいだと思っているかも知れないけど実はアラサーだって言えばみんなは驚くだろうな
みんなの会話を静かに聞きつつ赤ワインを飲んでいた時...

ﾊﾞﾀﾝ

「邪魔するぜェ。そこの栗色の髪の毛をした姉ちゃん、一緒に酒を飲まねェか？」

その時、見知らぬ男がいきなり私に声をかけてくる
......ミホーク達と静かに楽しんでいるのに邪魔するなんていい度胸してるなァ(黒笑

「「「(こいつ馬鹿だろ!?自分から死んで行く様なもんじゃねェか!?)」」」←客達の心の声

何故か他の客達の心の声が聞こえたがあながち間違ってはいない
まァ、ここは正直に断るか
連れて来てくれたミホークに弟子のくいな、大切な仲間であるコラさんがいるしね

『......断る』

「俺等の言う事を聞けよ。俺等はサウラー海賊団だぞ！」

私は物静かな声で淡々と断りを入れた後、赤ワインを口に運ぶと他の海賊が何やら騒いでいるが無視する事にした
てか、あまり聞いた事のない海賊団だな

『.........断ると言ったんだ。私は今、連れと一緒に飲んでるんだ。見ないと分からないのか？いきなり連れ出そうなんて...............頭の回転が弱い馬鹿がする事だな』

「「「(正直に言ったァ...!!!)」」」←客達の心の声