【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でしたPART3 (ページ15)

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108話あの子に会おう！ページ15

『......そうか。【あの子】に会えると思ったんだが...会えないのは残念だな。でも...まだ時間あるし、【あの子】が来るまで待たせて貰うよ。くま、時間はまだ平気だよね？』

「時間はまだあるから大丈夫だ」

『ちょうどいい。【あの子】にこれを渡しておいてくれ』

くまに時間は平気かと問いかければくまから時間は未だあるから大丈夫だと答えてくれた為、都合がいいと思った私は懐から手紙を取り出し、ドラゴンさんに渡す
手紙には【愛しのA様より】と大きく書いてある←
何故って？好きで書いてる訳じゃないからね!?
【あの子】がどうしても書いて欲しいと言ってきたから書いてるだけだから！←
ルフィとエースが聞いたら怒るだろうな...(苦笑

「あいつがこれを見たら顔を赤くしてデレデレするだろうな」

『あーっ...なんとなく分かる気がする(苦笑』

ドラゴンさんは【あの子】の事を思い浮かべながらしみじみと呟いた為、私は想像しただけでも分かったから思わず苦笑いを浮かべる
実は【あの子】...何故か私の事が好きらしい...
でも何で若い子じゃなくてアラサーの私なんだろう？
腕を組みながら考え込むが全く思い当たらない

「師匠...(苦笑」

「考えているのに夢中だな...(苦笑」

くいなとコラさんが苦笑いを浮かべながら口々に話していたが考えるのに夢中で全く聞こえなかった

「それより、何で賞金稼ぎのAが七武海の所に回ってるんだ？」

ドラゴンさんからどうして七武海の所に回ってるのかと問いかけられ、私はハッとして考えるのを止めて今までの事を全てドラゴンさんに話した

「そうか...それは災難だったな...」

ドラゴンさんは私に同情したのか慰めてくれた
全く...これも全部おじいちゃんの所為だ!!
恨むぞ...おじいちゃん!!

その頃、海軍本部ではガープが大きなくしゃみをした後も煎餅を食べており、センゴクから「ガープ、貴様の所為でAが代わりに行く羽目になったんだぞ!!(怒」と怒鳴られているが笑いながらあしらっていたと言うのは別の話...

それからは色々と話をした
人生相談やくいなが女剣士として目指すきっかけとなった事やコラさんがドジっ子である事も←
たくさん話をしていた事もあって時間もあっという間に過ぎていった時、ドアのガチャと言う開く音が聞こえ、振り向くと【あの子】がいる
えっ？さっきから言ってる【あの子】って誰の事なのかって？
それはまだ秘密...

『やァ、久しぶりだね。元気そうじゃないか_____』