【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でしたPART2 (ページ8)

今日:1 hit、昨日:32 hit、合計:274,920 hit

54話白ひげ登場！ページ8

見聞色で確認すると白ひげさんの姿がしっかりと見えた
あの人だね...【世界最強の海賊】

in白ひげの部屋の前

「親父～入るよい！」

マルコさんが声をかけた後に部屋の扉を開け、中に入った瞬間、かなり強い覇気が漂う
コラさんは耐性があるとしてくいなは覇気に耐えられずに気絶しちゃうかな...と思っていたら、くいなは気絶する事なくピンピンしていた
よかった...気絶しなくて

「親父、紹介するよい！エースの姉貴のAだよい」

『初めまして、アイオリア・D・Aと申します。エースの義理の姉です。いつもエースがお世話になってます』

マルコさんはエースの義姉として白ひげさんに紹介した為、私は静かに前に出ながら物静かな声で自己紹介した途端、白ひげさんは何故か驚いた表情で私の事を見ている
.........？誰かと勘違いしてるのか？
そう思っていると...

「【リリー】...!?」

リリーって...お母さんの愛称じゃないか
お母さんの本当の名前は【リリアーヌ】でリリーと呼ぶのは親しい人だけって前に教えてくれた
もしかして...白ひげさんはお母さんの事を知ってるのかな？

「親父、リリーって誰だよい？」

お母さんの愛称に反応したのがマルコさんで他の隊長達もざわつく
誰かに聞かれたら面倒だ...ここは能力で防音をしなくては！

『サイレント!!』

私は誰にも聞かれない様にするべくナギナギの実の能力を使った
ちなみにコラさんより強力である為、内外の音は全く聞こえない様になっている

「姉貴？どうしたんだよ」

私がナギナギの実の能力を使った事を不審に思ったのかエースが怪訝そうな表情で見てくる
まずは...白ひげさんがお母さんの事を知ってるか確認しよう

『白ひげさん、私の事をリリーと呼びましたがリリーって......【イスカンダル・D・リリアーヌ】の事ですよね？』

物静かな声で淡々とお母さんの本名を伝えた途端、隊長達がざわつき始めるがエースは黙ったまま聞いている
小さい頃に私の過去を全て話してあるから知っているのだ

「イスカンダルって...20年前に滅ぼされた一族か!?」

「でも、どうしてAがその事を知ってるんだよい？」

「ｸﾞﾗﾗﾗﾗ)その事を知っていて当然だろうよォ。その娘は昔、俺が愛した女・リリーの一人娘でリリーと同じイスカンダル一族の末裔だからなァ...その娘の顔立ちがリリーに瓜二つなのが何よりの証拠だ。お前の顔を見た途端、若い頃のリリーに瓜二つで驚いたがなァ...リリーが20年前に殺されたと聞いた時は...」