【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でしたPART10 (ページ9)

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443話父親に頭を撫でられた感覚ページ9

「「「「「ギャアァアァァァ!!!!!!」」」」」

その後、モビーディック号から悲鳴が響き渡ると同時に私達の六式やミズミズの実の能力でフルボッコにした後、私の代わりにくいなとカリファが夜中になるまでエース達の説教は続きましたとさ←
ちなみにコラさんはスカーレットさんとステラさんの両目を左右の手でしっかり隠したらしく二人に「見ない方が幸せだ」←と伝えていたとの事

『オヤジさん、おはよう』

「おはようございます！」

「おはよう、オヤジ」

「「「おはようございます」」」

「A、くいな、ロシナンテ、カリファ、スカーレット、ステラ。よく眠れたか？(ｸﾞﾗﾗﾗﾗ」

次の日の朝、いつも以上によく眠れた私達はオヤジさんに挨拶をするとオヤジさんは笑いながらよく眠れたかと問いかけられ、私達は静かに頷いた
こんな風に眠れたのはいつ以来だろうね(苦笑

『昨日は凄く楽しかった。ありがとう』

「お前は家族だ。娘達と息子達が無事に帰って来た祝いだァ(ｸﾞﾗﾗﾗﾗ」

私達の為に宴を開いてくれたオヤジさんにお礼を伝えるとオヤジさんは私達は家族で無事に帰って来た祝いだと言った後、私達の頭を優しく撫でてくれた

「...！子供の頃、父に撫でられた時の事を思い出すわ」

「私もです！試合で勝った時、お父さんに頭を撫でられました！」

「小さい頃、父上によく撫でられたなァ...」

「勉強が大嫌いだった私が高得点を取ったらお父さんが「よく頑張った！偉いぞ！」と言って頭を撫でてくれたわ！」

オヤジさんに頭を撫でられたカリファ、くいな、コラさん、スカーレットさんは自分の父親に頭を撫でられた時の記憶を思い出したみたいだ
まァ、私も死んだお父さんに頭を撫でて貰った時の記憶を思い出したほどだし

「.........」

「ん？ステラ、どうした？」

「あっ、ごめんなさい。父に頭を撫でて貰った記憶がなくて...」

そう言えば...ステラさんの父親はギャンブル狂いで人買いに売られたって言ってたっけ...
母親が生きてた頃は父親はギャンブル狂いではなく真面目に仕事をこなして家族を助けていたとの事
母親を亡くした後、父親は何もかも無気力となって無断で仕事を辞め、ギャンブル狂いと成り果ててしまったのだろう
家族を亡くす辛さは私も知ってるから分からなくもないけど実娘を人買いに売るなんて間違ってる

「そうか...これからは俺がお前の父親だ。お前を辛い目に遭わせた実の父親の事は無理に思い出さなくてもいい。人はみな海の子だ」