【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でしたPART10 (ページ11)

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445話名前で呼んで欲しいページ11

泣いているサッチさんを見たイゾウさんから優しいと言われた
私達が優しい...か...
そんな風に言われたのは小さい頃の時以来だ

『そうか...』

「いったん話が変わるんだけど...Aってみんなにタメで話すのに何で名前を呼ぶ時はさん付けするの？」

物静かな声で呟くとハルタさんが話題を変えてくれた
私がみんなにタメ口で話すのにどうして名前を呼ぶ時はさん付けするのかと問いかけられ、私は思わずを目を丸くしてしまった
何でさん付けなのかと言われると.........何でだろうな？←

『すまない。あまり考えた事ないな...』

「じゃあ、僕の事ハルタって呼んでよ!!」

『っ!?』

私は物静かな声で正直に謝るとハルタさんから名前で呼ぶ様に言ってきた為、思わず驚いた
えっ...何かいきなり名前で呼ぶのは馴れ馴れしいと思ってたからあまり使わなかったけど
本人が望んでいるのなら...呼んでもいっか

『............これでいいのか？ハルタ』

「よっしゃ!!」←←

「ハルタさん...(苦笑」

物静かな声で淡々とハルタさん...いや、ハルタの名前を呼ぶとハルタは何故かガッツポーズをしている為、くいなから苦笑いを浮かべられているものの気づいていない様子
.........そんなに名前で呼んで欲しかったのか？(苦笑

「じゃ、俺の事も呼び捨てで呼んでくれよい」

「俺の事はイゾウと呼んでくれて構わない」

「俺も俺も!!サッチって呼んでくれ!!」

『.........マルコ、サッチ、イゾウ。これでいいか？』

「「「おう!!」」」

ハルタに続く様にマルコさん、イゾウさん、サッチさんから名前で呼ぶ様に言われた為、暫くの間は悩んだものの意を決して名前を呼ぶと三人は満足げな表情になっている
ちなみにマルコさん達はくいな、カリファ、スカーレットさん、ステラさんにも名前で呼ぶ様に言っていたがくいなは年上を理由に敬語で断り、カリファも呼びづらいと判断したのか断っていて、スカーレットさんとステラさんは知り合って間もないから難しいと断っていた為、かなり落ち込んでいたみたいだ←

「ったく...あいつ等、姉貴に近すぎじゃねェか。しかも呼び捨てとか...図々しいったらありゃしねェ(ﾎﾞｿｯ」

『......？どうした？エース』

「これなら...(ﾎﾞｿｯ(姉貴!!」

ｷﾞｭｯ

『...！』

「「「「!?!?!?!?」」」」

チラッと見るとエースは何やら小声で呟いている為、見かねた私は物静かな声で声をかけた途端、エースは小声で呟くと同時にいきなり抱きついた為、思わず目を丸くする