【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でした (ページ10)

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8話七武海と私II ページ10

あれは確か...イトイトの実の能力だったね
めちゃくちゃ厄介な悪魔の実だけど私はその能力を使える
だって私はイロイロの実の能力者だもの
あっ、そうだ！

『あの...まだ自己紹介をして貰ってない人がいるから教えて貰っていいかな？(汗』

タジタジになりながらも声をかけるとハンコックとミホーク以外の七武海の人達の目が輝いた
そんなに自己紹介をしたかったのかな？
ハンコックは飛び蹴りをかました後、私の所に来て再び抱きついてきた

「A、言い忘れておったがわらわはメロメロの実の能力者じゃ」

自分に見惚れた者を石化させる事ができる悪魔の実か...
今度、私も使ってみようかな？

「バーソロミュー・くまだ。ニキュニキュの実の能力者。敬語はいらない」

暴君のくまはニキュニキュの実の能力者かぁ...
どんな能力なんだろう？

「俺はカゲカゲの実の能力者、ゲッコー・モリアだ。好きな様に呼んでくれ。キシシシシシ!!」

影を支配し、自在に操る事ができる悪魔の実か...
何だか面白そうな能力だ

「スナスナの実の能力者、サー・クロコダイルだ。よろしくな、お嬢さん」

確か...体を砂に変化させたり、砂嵐を起こしたり、研ぎ澄ました砂を刃と化して攻撃する事ができる悪魔の実だけど弱点は液体に触れると固形化してしまい、攻撃を受け流せなくなるって聞いた事がある

「わしは魚人族のジンベエじゃ。Aさん、よろしく」

ジンベエは魚人かぁ...魚人族ってどんな人達なんだろう？
会ってみたいなぁ...

『くま、モリア、クロコダイル、ジンベエ、よろしく。それと...ハンコックに吹っ飛ばされたのって天夜叉の異名を持つドンキホーテ・ドフラミンゴだよね？今回の海賊共、ドンキホーテファミリーの契約書を持ってたし』

「フッフッフッ、俺の事は知っていたのかァ？しかも、そいつは俺がビジネスで書いた契約書だろうよ。オマケにAが気絶させたその海賊共は一週間前ぐらいに貿易した奴等に違いねェ。まァ、俺には関係ねェが...それと俺はイトイトの実の能力者だ」

懐から例の紙を取り出し、ドフラミンゴに見せるとビジネスで書いた契約書らしい...
つまりあの海賊共はそれを利用してドンキホーテファミリーだって周りに言いふらしてたんだな
それにしてもさすが悪のカリスマ...残忍・狡猾な性格をしてらっしゃる

『なるほど...だから私の体が動いた訳だ。......だからと言って勝手に動かすのは止めてくれないか』

「フッフッフッ、お前はやり甲斐があるからなァ」