【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でした (ページ39)

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37話雪姫は強しページ39

『ロロノア君にそう言って貰えて嬉しいよ。だって20年間、ずっと強くなる為に鍛えていたし(ﾎﾞｿｯ』

私はロロノア君に強いと言って貰えて嬉しいと伝えると同時に最後の台詞だけは聞こえない様に呟く
あっ！言っていなかったけど戦う時はフードを下ろして戦うよ
だって前が見えないからね！
フードを下ろした途端、ロロノア君の顔が真っ赤になってたのを思い出した
まぁ、私に惚れてくれるのはいい事だけどね←

「？今度、Aに会った時はお前を倒してやる！」

どうやらロロノア君は私に宣戦布告したみたいだから今度、会う時が楽しみでたまらない
きっとその頃には強くなってるだろうね

『ﾌﾌｯ)宣戦布告か...面白い！受けて立つよ！ロロノa(「ゾロでいい」分かった！ゾロ！』

私は宣戦布告を受けて立つと同時にロロノア君...いや、ゾロに名前で呼んでいいと言われて名前で呼ぶ事にした
その光景を見たコラさんは微笑ましそうに見てるけどくいなはあまり納得しない顔
まぁ、後で話しておけばいっか！

「あぁ。ん？」

その時、ゾロが二人の方を見ている事に気づいた
何だろう？何かあるのかな？
そう思っていた時...

「お前、俺とどっかで会った事あるか？」

するとゾロが二人...いや、正確にはくいなの方を見て声をかけていた為、くいなの方を見るとマズいと思ってるのか緊張している様子
ヤバイな...気づかれるのも時間の問題だ

「し、師匠...ど、どうしましょう？(汗(ﾎﾞｿｯ」

『気の所為か初対面だと言っておきなさい(ﾎﾞｿｯ』

「そ、そうですね...分かりました(ﾎﾞｿｯ(いいえ。貴方とは初対面ですが...？」

「......そうか。くだらねェ事を聞いてすまねェな」

くいなは焦っている様子で私に声をかけてきた為、私は小声で気の所為か初対面だと伝える様に指示を出せばくいなは頷きながら指示に従う
黒いフードを被っており、顔を見られない様にしているくいなの言葉にゾロは気の所為だと思った様子ですぐに謝っている
ハァ...何とかバレずにすんだ
だけど...何でゾロはあんな事言ったんだろ？

『じゃあ、またいつか会いましょ？それと私の弟をよろしくね。世話が焼けるかも知れないけど...』

私は黒いフードを被りながらゾロに伝えるもゾロは何の事か分からないらしく頭に？を浮かべている様子
まあ、いつか知る事になるでしょうね...(笑

『あっ、そうだ！忘れてた！(ｷﾞｭｯ』

「/////」

私は別れる前にゾロに抱きつくとゾロの顔が赤くなっていたのを見逃さなかった