【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でした (ページ8)

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6話上層部と対面ページ8

ｺﾝｺﾝ

一人の海兵がドアに向かってノックした後にガチャッとドアを開ける

「失礼します!!センゴク元帥!!例の人物をお連れいたしました!!」

「うむ、ご苦労だった。二人共、下がれ」

「「はっ!!」」

ドアをノックした海兵がセンゴク元帥と呼ばれる人に声をかけるとセンゴク元帥は頷きながら二人の海兵に下がる様に言うと二人の海兵は敬礼した後に戻って行った
私の目の前にはセンゴク元帥を含め、中将が二人、三大将、そして七武海が揃っていた
私の事でこんなに集まるなんて驚きだな...

「さて、お前に聞きたい事がたくさんある。まずは我々の質問に答えてくれ」

『はい』

「まず、今までの海賊共を気絶したまま我々の元に送り込んだのはお前か？」

センゴク元帥に問いかけられ、私は黙ったまま頷いた
七武海の人達が驚きの声を上げたり、黙ったまま私の方を見つめたりしている

「じゃあ、君の名前は？そして素顔を見せてくれる？」

三大将の一人が名前を教えて欲しいと言った後に素顔を見せて欲しいと言ってきた
あれは確か...青雉ことクザンって海王類が言ってたな
よく海を凍らせている奴だって←
海が凍るのは恐らく悪魔の実の能力だね

『アイオリア・D・A。それと...素顔を見てもいい事ないよ？』

その時、強い風が吹き始めた事でマントは風になびき、その影響で被っていたフードが見事に吹き飛ばされた
栗色の髪が風の所為で優雅になびきながらも目を閉じていた私はゆっくりと開く

「!?!?(まさか...!?あの顔立ち...)」

「!?(あの一族の人間しか考えられん...)」

「...(やっぱり、この子は...)」

センゴク元帥と二人の中将は驚きを隠せていない
もしかして...私がイスカンダル一族の末裔だって事が分かったのかな？

「あらら、ずいぶん綺麗な子じゃないの///」

「凄いねェ～たった一人で海賊達を倒せるなんて驚きだよォ～」

「たった一人の女にやられる海賊共も情けないのぅ...」

三大将はそれぞれの反応を示している
クザンは冷静だけど頬の色が桃色に染まってるのが明らかだし、それと...次に話したのは黄猿ことボルサリーノだね
クザンと同じく悪魔の実を食べた能力者だけど詳しい事は知らない
それと...あの人は確か赤犬ことサカズキって名前たった気がする...
私の中で他の大将より一番、恐ろしい人だと感じたからね

チラッと七武海の人達の方を見ると何故か顔を真っ赤になっている