【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でした (ページ33)

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31話久しぶり！ドグラさんにマグラさん！ページ33

「ん？A、後ろにいる奴等は誰だ？」

ダダンさんは後ろにいるくいなとコラさんの方を見ており、くいなとコラさんは私の方を見てきた為、私は無言で頷くと二人は黒いフードを下ろす

『この人達は私が旅して出会った仲間ですよ。彼女はくいな。私と同じ女剣士で一緒に旅をしてるんです。彼はコラさん。私達の仲間なんです。あっ、ダダンさん！くいなは自分の故郷では死んだ事になっていますがコラさんの場合、世間的に死んだ事になってるので他言無用でお願いします！何しろコラさんはガープさんと同じ海軍ですけど実の兄に殺されかけた事があり、今では死んだ者と思われています』

「分かった！Aの約束は守る！あのジジイや他の奴等に言わなきゃいい話だろ？」

二人の事情を全て話すとダダンさんは頷きながら約束を守ると同時にガープさん達に話さなければいい話だろと問いかけられた為、私は無言のまま頷く
私の本当の名字を知っているダダンさんに話しておいて正解だったな...
その時、二人の足音が聞こえた
もしかしたら...

「お頭どうしたんですかい？ってAじゃにーっすか！また更に大人っぽくなったじゃにーっすか！」

「本当だ！Aじゃないか！久しぶりだな！しかも頼もしい仲間もできて凄いじゃないか！前より更に大人っぽくなったな！」

この声、知ってる...！
いつも私の事を気にかけてくれた...

『ドグラさんにマグラさん！久しぶりですね！年を取ればそう見えるだけですよ！』

ドグラさんとマグラさんだった
20年前からダダンさんと同様、お世話になってるからね

「それよりA、何故ここにいるんだ？」

『今日は久しぶりに第二の故郷に戻って来たんです。5日後にまた違う所へ旅に出ますけどね！あっ、これお土産です！旅をしてる時に買ったお肉と海賊共から盗んできたお酒です！たくさんあるので貰って下さい！』

ダダンさんにどうしているのかと問いかけられ、私は久しぶりに第二の故郷に戻って来た事や5日後にまた違う所へ旅に出る事を答えた後、さらにお土産としてお肉と海賊共から盗んできたお酒をダダンさんに渡した

「おぉ、気が利くなぁ...ありがとう。しかもここにある酒全部、結構珍しいんだぞ！それを盗むとは大したもんだ！」

『まぁ、暴れ回って色々とやらかしたり、こんな事をしている所為で私の手配書まで作られちゃったし...』

ダダンさんは気が利く事と大したものだと褒めた後、私の頭を撫でてくれた
私にとってダダンさんは第二の母だ