【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でした (ページ20)

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18話お互いに守り合うページ20

その後、私達は顔を見合わせた後に笑う
お互いに初対面だったけど今ではこんなに仲良しだ
それに...私達の絆は固く結ばれているからね
これから先、いや...一生この絆は切れる事はないだろう...
私達の笑い声は綺麗な夜空に響いていた
部屋の扉に誰かがいるなと思い、見聞色で見るとソニア、マリー、そしてハンコックから紹介してくれたニョン婆だけだった
きっと私達の事を心配していたのかも知れない

一方、部屋の扉にいるサンダーソニアとマリーゴールドとニョン婆はハンコックとAのやり取りを静かに見守っていた

「姉様、A！」

「よかったわ。姉様がこんなに笑ってくれるなんて。それにAだって...最初は警戒していたのに今では優しい表情を浮かべてるわ。姉様があんな風になってくれたのはAのおかげね！(微笑」

「蛇姫が......あの者は不思議じゃにょ～」

サンダーソニアの顔は穏やかな表情でマリーゴールドも微笑んでいるとニョン婆はハンコックを笑わせてくれたAの事を不思議だと評し、Aやハンコックに聞こえない様に密かに話していたのだった...

次の日、私はギャラクシー島にいるくいなとコラさんの所に戻るべく女ヶ島を出ようとしていた所だ

「A、またいつでも遊びに来るんじゃぞ！待っておるから！」

「「私達も待ってるからねーっ！」」

ハンコックからまたいつでも遊びに来る様に声をかけられ、ソニアとマリーも待ってると言ってくれた
そんな風に言ってくれるなんて嬉しいな...
よし、絶対に強くなってハンコック達を守れる様にしよう！

『三人共、ホントにありがとう！それじゃ、私はここで失礼するよ！』

私は三人に声をかけた後に黒いフードに身を包み、アクアクの実の能力で黒い翼を生やし、大きく空に羽ばたく
その姿はまさに悪魔そのもの

『何もなければこの能力を使えたんだけどなあ...』

イロイロの実はホントに便利な能力だ
しかも全ての悪魔の実の能力が使えるし、能力者より10倍強い
幻の悪魔の実とも呼ばれていて売るととんでもない額になるらしい...
お父さんの話によれば普通の悪魔の実は死ぬと能力は失われるが、イロイロの実は死んでも能力は使えるとの事
こんなに凄い能力だなんて知らなかったな...

そして数分後、ギャラクシー島へ到着
辺りを見渡すと誰もおらず、黒いフードに身を包んだまま隠れ家へ歩く
あそこは誰にも見られない様にイスカンダル一族の能力で結界を張っている為、誰も気づかない