リーチ兄弟の弟 (ページ10)

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『ほら！ナイトイレブンカレッジの招待状でしょ？』

そう言ってお父さんに招待状を渡した

父「そうか、そうかAのところにも来たんだね
良かったなA」

そう言ってお父さんは、僕の頭を大きな手で優しく撫でてくれた

『エッヘヘ w 僕ね、入学したらいっぱいやりたいことがあるんだ！』

父「ほー、そうかそうか。ちなみにどんなことをするんだい？父さんにも教えてくれないない？」

『もちろん！あのね！…』

そう言って僕は、お父さんにやりたいこと
楽しみなこと、などを沢山話した

その間兄ちゃん達は、気を使ってなのか
邪魔することなくジェイド兄ちゃんは、本を読みフロイド兄ちゃんは、テレビを見てた

１時間後…

『それでね！僕、友達をいっぱい作ってね！』

母「はーい、そこまで。Aお薬の時間よ」

『うぇ… イヤだ、飲みたくない』

母「我儘を言わないのー、ほら、お口を開けて」

『うぅ…いやだァ～』

父「ほら、Aお薬を飲まないと元気になれないぞ？いやだろ？」

『やだけど… 苦いものは飲みたくない！』

母「あら、そんなこと言って…まったく…
ジェイド達と学校に行けなくなってもいいのかしら？」

『ｳｯ！学校行きたい…』

父「なら、頑張って飲もうな」

『はーい…』

お母さんから、薬を受け取り渋りながらも
大きく口を開きパクッと薬を口の中に入れ一気に水で流し込んだ

『うげぇー、苦い…』

父「おぉー、偉いぞ！よしよししてやる！」

そう言ってお父さんは、わしゃわしゃっと
僕の頭を撫で回した

『えへへw もっとしてー』

母「もう、甘やかさないでください」

父「良いだろ。少しくらい私も仕事であまりこの子に構ってあげられてないんだ」

母「仕方ないですね…程々にしてくださいね？」

父「わかったよ」

そう言うとお父さんは、僕の顔を見てニッコリと優しく微笑んでくれた