リーチ兄弟の弟 (ページ13)

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ｼﾞｪｲﾄﾞside

父「まだ、話すことはあるがAと一緒に寝る約束をしているそろそろ行かないといけない。この話は、また後でする」

そう言って父は部屋から出ていった

さて、案外やばい状況っと言うわけですね…
そう思いチラッとフロイドを見ると
とても、不機嫌のご様子

ｼﾞｪｲﾄﾞ「フロイド、顔が怖いですよ」

ﾌﾛｲﾄﾞ「あ”？」

「腹が立つのは分かりますがあくまでも冷静に行動をしなければいけませんよ」

ﾌﾛｲﾄﾞ「知ってるし、せっかく楽しい生活が待ってんのに雑魚共に狙われるのって酷くね？
Aは、なんも悪くねぇーのに」

「そうですね…ですが、僕達ができるのはAを守ることです。Aが魔力を上手くコントロールできるまで見届けなければなりませんよ？」

ﾌﾛｲﾄﾞ「こんな事になるならあの日Aを外になんか連れ出さなければ良かった…」

「あまり、自分を攻めるのは良くないですよ？この件は、アズールにも相談した方が良いのかもしれません。何かあった時力になると思いますし」

ﾌﾛｲﾄﾞ「…………。」

ｼﾞｪｲﾄﾞ「フロイド？聞いてますか？」

ﾌﾛｲﾄﾞ「聞いてるー」

これは、聞いていないようですね

ｼﾞｪｲﾄﾞ「フロイド、あの時攫われるのがAじゃなくて俺だったら…なんて考えてますか？」

そう聞くとフロイドは、図星だったのでしょ
ハッとした顔をして僕の顔をじっと見てきました

ｼﾞｪｲﾄﾞ「なんです？なにか言いたいことでも？」

ﾌﾛｲﾄﾞ「ジェイドはさ…あの日のことなんとも思ってないわけ？」

ｼﾞｪｲﾄﾞ「まさか、僕もフロイドと同じ気持ちですよ。何も出来なかった自分の不甲斐なさに腹ただしい気持ちでいっぱいです。できることなら変わりたいくらいです。」

ﾌﾛｲﾄﾞ「もし、Aを傷つけたやつがいたら
そいつの事絞め殺しちゃいそう」

ｼﾞｪｲﾄﾞ「僕も同じです。Aと同じやり方で痛めつけ最後に縛り付けて海底へと沈めてやりたいです」

ﾌﾛｲﾄﾞ「アッハ！良いねぇーそれ。俺にも殺らせてよ楽しそうw そんでもってサメの餌にでもしてやろうぜ」

そう言ってフロイドは、ニンマリと微笑みました

とても怖いです… 僕も人のことは言えませんがね？