若社長と演技派お嬢☆4

＊あと２枚 ページ29

大倉side





手ぇっ


マルちゃん、手ぇ べっちゃべちゃ！






A「んふふふ♪」




大「そろそろ ええんちゃうん、これ(笑)」ｺｿｯ




A「だめ、最後まで 付き合ってあげて♪」




丸「ちょっとっ、あと1枚だけで ええのかってっ」




大「え？どゆこと？」




丸「あと3枚は いけるぞ、やてっ」




大「え、3枚っ？」




A「ぁ、じゃあ 安田さんは？フェス好きそうじゃない？」




大「ぁー、あいつ 好きやわ。よぉ行く 言うてた。」




丸「ほな 2枚 手配してもらうよっ？ええのっ？」




大「おん、それで お願い。」




丸「もち もちっ？」




丸「寝ちゃ 嫌やで、ハニー！」




大「ハニーっ？」




丸「ごめんっ、もうハニー言わんからっ」




丸「チケットあと 2枚だけ お願いして ええかなっ」




丸「…うん、うん…」




大「ごめん、ビール とって？」ｺｿｯ




A「はいはい(笑)」




丸「別に 郵送で 送ってくれても ええよ、お店に。」




丸「それか また ケーキ 買いに来てくれても ええんやし…」




丸「当日 手渡しっ？そんな余裕あるんっ？」




A「からあげ 食べる？(笑)」ｺｿｯ




大「おん(笑)」ｱｰｰｰｰ




丸「ないなら 言わんといてっ♪」




丸「ほな お店に 来てくれるって 事で ええんよねっ？」




大「おぉー、なんや ええ感じ♪」ﾓｸﾞﾓｸﾞ




A「一緒に 行けそうかな(笑)」




丸「じゃあ 待ってるからねっ」




丸「いつでも 美しいボディで 待ってるからっ」




丸「…んもう、照れちゃって♪」




丸「あぁっ、ごめんっ、チケット 魚と 一緒に焼くの やめてっ」






なんやかんやで 10分は しゃべってんのやない？



もしかしたら あっちの人も まんざらやないのかも…


でも むずいか、やっぱ。






丸「ほなね、切るよ？」




丸「っぁあっ、もう切られたぁっ♪」




A「お疲れさまー(笑)」




大「大丈夫そう？」




丸「…んふ♪」




丸「いつもより 優しい声やったぁ♪」




大「いや、だからチケット…(笑)」




丸「それは 大丈夫♪やっさんの分も げっちゅー♪」




A「ちょっと、マルちゃん？」




丸「んー？なにぃー♪」




A「忠義くんの手、そろそろ 離してもらっていい？(笑)」




丸「あら、これは 失礼ぶっこきました♪」




大「見て、湿気 ヤバい(笑)」

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