若社長と演技派お嬢☆4 (ページ24)

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Aside

うん、ヘタレ…はなんとなく。

でもダメなとこじゃないと思う。

むしろそういうとこがあるからかわいいって思えるんだし。

完璧すぎる…櫻井さんみたいな人はなんか人間味がない感じ。

A「…やっぱ撤回。」

A「モテ要素しかない、こともない(笑)」

大「せやねん(笑)」

A「そこが好き♪」

大「作ってるときにやめて//」

A「じゃあ食べ終わったらゆっくり言わせてもらいます♪」

すっごいおいしかった。

お店の味をもっと食べやすくしたような、とにかくおいしいパスタ。

なのに忠義くんはものすごい勢いで食べ終わって

大「まだっ？」

A「待ってよ、あとちょっとだから(笑)」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

大「ごめんな、こんながっついてもうてっ」

大「んでももう限界やねんっ」

A「ふーん…(笑)」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

大「ふーんてっ」

A「ごちそうさまでしたっ」ﾊﾟﾝ

A「お皿あっち持っていくね。」ｽｸｯ

大「そんなんええからっ」

A「だめだよー、カピカピなって洗いにくくなるし。」

大「じゃあ早くっ、早く戻ってきてっ」

A「なんか禁断症状みたくなってない？大丈夫？(笑)」ｶﾁｬｯ

大「まさにそれっ」

A「水かけとくねー」ｼﾞｬｰｰｰ

A「このお皿かわいー♪」

A「キッチンもキレイにしてるねー」

大「ちょっとっ、そんなんええからっ」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

A「ワイングラスもおしゃれ…」

大「っ………」ｸﾞｲｯ

ちょっとだけ遊んじゃった。

だってかわいいんだもん。

A「……んん…」

大「…もっと…」

大「めっちゃ触りたい…」

A「ぁ…の…、シャワー…」

大「アカンよ。」

大「俺がどんだけ我慢してきたか。」

大「こないだのまゆ子事件からだいぶ経ってるんやからね。」

大「これ以上待てません。」

クリーミーなキスと優しくほどかれた髪の毛。

エアコンガンガン効いたこの部屋はアロマの香りと忠義くんの匂い。

A「はっ…ぁ…」

A「忠義く…」

大「なんて言うてももうやめられへんよ。」

A「ぅん…」

A「やめないで…」