エイッティーノ国王☆4 (ページ27)

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＊第百三十二話ページ27

彼らは久々に全員で朝食をとった。

会議も兼ねて。

すば「マキ、体の調子どや。」

ﾏｷ「吐き気はだいぶ収まってきました。」

ﾏｷ「ですがまだ食欲はあまり…」

すば「食えるもんちょこちょこ食うとけよ。」

村「全員集まったな。」

天「ｱｰｰｰｰｰｰ♪」

村「お前もな(笑)」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

すば「Aー」

ｼｭﾝｯ

A「はい、すばる様。」

すば「お前も話聞いとけ。」

すば「ヨコ、頼む。」

横「えー、おはようございますー」

横「王妃さまにはお知らせしてませんでしたが、昨日村上とそのお供5人が西の町におつかいに行った帰り道カナルサのヤツらに襲われました。」

ﾏｷ「襲われ…っ」

村「お恥ずかしい話ですが、ボッコボコに。」

ﾏｷ「で、でも今そのようにお元気で…」

村「これは Aの薬のおかげ。」

村「おおきに。」

A「自分から遠く離れると気配を感じ取れなくなるという私の力不足。」

A「私の責任。」

A「スマン。」

すば「お前のせいちゃう言うたやろ。」

すば「ヨコ、続きー」

横「はい、えーーと、そういう事なんで、」

横「もしかしたらまたカナルサが何か仕掛けてくるかもしれませんので、」

横「みんな、十分気をつけるようにしてください。」

「何かって…、また襲ってくるというのですかっ？」

すば「まぁ、さすがにもうないやろな。」

「なぜそう言い切れるのですっ？」

すば「お前らが聞いたら引くくらいの仕返ししたから。」

「仕返しっ？」

A「聞きたいか？」

「いっ、いえっ」

村「俺が聞きたいんですけど(笑)」

すば「あちらさんの大臣っぽいヤツ？」

A「はい、っぽいヤツ。」

すば「2人こんがりジューシー」

天「ｳｰｰｰｰｱｰｰｰｰｰｰｰ♪」

「えっ、こ、こんがりっ？」

村「それは…」

村「申し訳ございません。」

すば「や、そもそもは俺がカナルサ泳がせ過ぎたからや。」

すば「スマンかったな。」

ﾏｷ「……すみません、少し吐き気が…」ｶﾞﾀｯ

「王妃さまっ」

すば「部屋に連れてけ。」

すば「マル、後でなにか食いもん持ってって。」

丸「かしこまりました。」