エイッティーノ国王☆4 (ページ12)

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＊第百十七話ページ12

まずはこちらの王が怒られていた。

櫻「王さま、なにか言いたいことはございますか。」

智「べつにー」

櫻「王さま。」

智「…んだよー」

智「はいはい、ごめんなさいー」

二「もっと心こめて謝る練習しとかないと潤くんにみじん切りにされますよ♪」

智「みじん切りかぁ…、痛いんだろうなぁ…」

櫻「はい、こちらは解決しました。」

すば「んでー？なにを廊下で騒いでんの。」

すば「てんてん寝てもうてるやんけ。」

大「ここまとまらん事には寝かせられんなーって。」ﾕﾗﾕﾗ

天「………」ｸｰｸｰ

ﾏｷ「わたしは納得がいかないのです、王さま。」

ﾏｷ「櫻井さまにご紹介いただいた者を疑うなんてっ」

櫻「あぁ、あの子か。」

二「そんな事してたんだ。」

櫻「一応武術もそこそこできる万能なの選んだんだけど。」

すば「とりあえずその怪しいヤツ見せてみぃ。」

村「では開けます。」

ｷﾞｲｲｲｲ……

「っぐ……っ」

A「安田。」

安「A、お帰りー♪」

A「なんだこのお茶セットは。」ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｯ

「うっっっ」

A「誰も入れるなと言っただろう。」

安「マルがどうしてもって言うからぁー」

丸「だってぇー、お客さんにお茶出すんは常識でしょー？」

ﾏｷ「なにをしてるのっ」

ﾏｷ「その者を離しなさい！」

櫻「…あれ…？」

村「どした？翔くん。」

櫻「俺紹介したのあの子じゃないよ？」

ﾏｷ「…櫻井さま、今なんと？」

櫻「俺がおすすめしたのもっとごっつい感じのたくましい女の子だもん。」

すば「途中で入れ替わったか。」

ﾏｷ「…なんということ…」

村「なんか持ってたか？」

A「毒を塗った指輪のみ。」

A「よっぽど腕に自信があるらしい。」

「離せっ！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ

A「なかなか力が強いな。」

「王妃さまっ、お下がりくださいっ」

「すぐお部屋にっ」

大「てんてん寝かせてきまーす。」

亮「あれ、何してんのー？」

安「また暗殺者ー」

亮「へぇーーー」

「なんてのんきなっ…」

すば「下の拷問部屋に連れてけ。」

A「かしこまりました。」