∞の村上という男☆2

＊男と男の ページ4

なんだろな、この ちょっと悔しい感じ。



信ちゃんと柊を合わせる事に ハラハラしてたのに、まさかの展開になった事と



あたしより急速に距離を縮めた 我が息子への嫉妬？







村「俺も、今度フットサルやるヤツらも 半分が芸能人や。」




柊「うん、」




村「誰が、どこで、何をしてたか。すぐにバレてまう時代やねん。」




柊「うん、」




村「バレてもうたら、大騒ぎになって みんなに迷惑がかかる。」




柊「うん、」




村「そやから、誰にも言わへんって約束できるか？」




柊「分かった。約束するよっ」




村「男と男の約束や。ええな。」




柊「男と男の約束……」




村「ほな、約束の握手。」ｽｯ




柊「うんっ、俺 誰にも言わないよ！」ｷｭｯ








男の固い 握手が 目の前で 繰り広げられております…



なんだコレ…(笑)







柊「でさ、信五ってサッカーうまいの？」




村「んや？下手やで？」




柊「ダメじゃんっ」




村「下手やから練習すんねやんか。」




柊「…そっか…」




村「一緒にうまくなろうな？」







……なに その優しすぎる顔。







A「…そろそろ帰ろっか。もう20時なっちゃう…」




柊「えー、もっと信五とサッカーの話したいよーーっ」




A「村上さんも疲れてるんだから。」




柊「大丈夫だよ、信五は体ごっついから。」




村「んはっ(笑)」




A「柊〜？」




柊「やだやだっ、あと5分っ！」




村「っ……(笑)」ｸｸｯ






…どっかで 言った事のあるセリフですけども。



親子のDNAってすごいな。






村「柊、オカン 困っとるやんけ。」




柊「だってっ…」




村「しゃあないヤツやなぁ…」ｽｯ




柊「っ！！」ﾋﾞｸｯ




A「むらっ…」




村「次の金曜日まで 話とっとけ。」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ




柊「……ぅん……」








柊は 3回 あいつに 叩かれた事があった。



その3回は 本当に怖かったらしくて



手を上に上げる仕草を見せるだけで 怯えるようになってしまった。



……だけど、






村「じゃあな、柊。」




柊「じゃあな、信五。」





ﾊﾟﾁﾝｯ





A「複雑〜(笑)」





大丈夫そうだな…





村「じゃあ、小貫さんも(笑)」





ﾊﾟﾁﾝｯ





A「ふふっ、おやすみなさい(笑)」




村「おん、またよろしくな〜」








あぁ………




………らぶらぶ したかった………

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