∞の村上という男☆2

＊2人で ページ22

ゆっくり起きて来い、ってあたしの部屋から出て行った。



本当は行って欲しくなかったけど、後で柊になに言われるか分かんないから我慢。






A「…ヤバい、信ちゃんの匂い 沁みついちゃったかも…」






嬉しいけど 淋しさ増すかもなぁ…



会えない時 この匂いかいじゃったら もっと会いたくなるかもなぁ…




そんな事 考えながら いつの間にか寝てしまってた。









柊「うわ、すっげーーーっ！」




柊「やった やった！！」




柊「カッコいいーーーっ！！」




柊「ありがと、信五！！」








…なんだろ…



興奮してるなぁ…








村「っだぁーーーっ」




柊「おしいーーーーっ」







…うるさぁ…







村「なんでそこで 突っ込んでいかへんねんっ！」




柊「誰っ、今のっ！もうっ！」







…朝ですからね？


も少し お静かに…







村「なぁっ、ハーフタイム 入ってもうたーっ」




柊「うーん、点 入らないねー」







…あたしも起きるかな…





ｽﾀｽﾀ






村「…なぁ、お前 ホンマに空手やるんか？」




柊「……だって、俺 母さん守るんだもん。」」







…それ、どうしようかな…



あたしのために 本当は苦手な こと やらせたくないんだけど…







村「んーーー、母さんもな、お前には本当に好きな事 やって欲しいって思とるはずやで？」




柊「じゃあ 誰が母さん 守るんだよっ。…信五は知らないんだ…、母さんの傷とか…」




村「俺な、お前の母さんが好きやねん。」




柊「えっ…」







ちょっとちょっとっ



そんなの話してどうするのっ？







村「お前の母さんの仕事してるとことか 見ててな、好きになってもうたんや。」




柊「そう…なんだ…」




村「俺、お前の母さんに好かれるように がんばるから。ほんで、お前の母さんが俺を好きなってくれたら…」




柊「…うん、」




村「俺が お前の母さん守る。ちゅーか、2人して守ってこうや。」




柊「…2人…で…？」




村「そうや、俺とお前で。」





柊「……信五がいるなら……サッカーやっていいのかな……」




村「俺、お前がサッカーの試合出てるとこ 見たいんやけどなぁ。」




柊「…うん、分かった。俺、サッカーやる！」




村「よっしゃ、ほんなら練習 ぎょうさんせなアカンで？」




柊「する！するよ！」




村「気持ちでプレーすんねん。ええな？」ﾎﾟﾝｯ

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