∞の村上という男☆2

＊甘い時間 ページ21

ぶっとい腕枕に 分厚い胸筋。


少しだけ聞こえる いびきっぽい音。




あぁ、信ちゃんに包まれてるなぁって 嬉しくなる。


嬉しくてあんまり 眠れなかった。






ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ


ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ





村「……ん……」






あ、もしかして3時半…？






村「…んーーーーーー、」




A「………」




村「………」ﾁｭ




村「…起こすかぁ…」ﾑｸｯ





ｶﾞｼｯ





A「…あと5分…」




村「起こしてもうたか。」




A「あと5分…行かないで…」




村「朝からやめろや、ホンマに…」ﾓｿﾞ






ん、って一回抜いた腕を戻して またひっついてくれた。




さっき 軽くキスされたおでこが熱い。



ちょっと伸びたヒゲをグリグリされて、髪の毛 甘噛みされて



こんな甘い時間がずっと続けばいいのにって



そう思いながら 胸筋で遊んだ。



ピクピクしてる……(笑)






A「…ふふ♪」ﾂﾝｯ




村「…誘うな。5分じゃ終わらんで？」




A「タフだもんね(笑)」




村「こういう時のために鍛えとんのやからな。」




A「動機が不純ですよー」




村「男なんてな、そんなもんやで。」




A「…ほかの人に使わないでね…その筋肉…」




村「っわはははははっ(笑)」




A「ちょっと、マジメに言ってるのにっ」




村「そやかて お前、それおかしいでっ？わははははっ(笑)」




A「あたしがプロデュースした筋肉なんだからっ」




村「きっ、筋肉をプロデュース…っ(笑)」




A「………」




村「怒んなって(笑)」ﾜｼｬｯ




A「もういい。早く 柊 起こしてきたら？」ﾌﾟｲｯ




村「おー、ホンマや。5分以上 経ってもうたなぁ。」




A「…あたしは もう少し寝てるから。」




村「おい、」




A「…なに。」




村「おはよーのキスは。」




A「っはいぃっ？！」




村「おはよーのキス。」




A「……どうぞ？」




村「お前からの欲しいんやないか。」




A「…マジで？」




村「マジで。」






この目はそうだね、マジだね…






A「……失礼しまーす。」





ﾁｭ…





A「…おはよ…」




村「おん、おはよーさん♪」ﾆｶｯ




A「っなに今のっ、かわいいっ」




村「せやろ。俺ってかわいい らしいで？」




A「誰が言ったの？」




村「ヨコ。」






また 出た 夫婦愛(笑)

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