＊拾われました165 ページ15
ちっちゃな声で『まいったわ…』って 聞こえて
大好きな この助手席から 逃げたくなった。
A「………」
村「家…、家なぁ…」
村「まず どっか 車 停めれるとこ 行くわ。」
村「ずっと ここに おるわけ 行かへんからな。」
A「………」
下 向くと ヤバいから できるだけ 上 向いてた。
めっちゃ心臓が ドキドキしてる。
ドキドキ…
ドキドキちゃうな、
ズキズキのが 合ぉてる気がする。
ズキズキ ズキズキしてる。
それでか、涙 出てくんのは。
村「…お前、明日は。」
A「……9時…から…」
村「そうか。」
ホンマは 休みやったけど
由希子さんちの 上の子が 熱出て 下がらへんのやから しょうがない。
まだ5歳やし。
村「…ここで ええか。」
あんま 会話もなく 着いたのは デートスポットっぽい公園の駐車場。
雨やから 他に車なくて 貸し切り。
夜景も 雨のせいで ぼんやりとしか 見えへん。
でも 関係ない、今 夜景なんか どーでもええねん。
村「ふ〜〜〜〜」
A「………」
村「…確かにな、最近 お前への 態度が おかしかったと 思う。」
村「意識的に そうしとったからな。」
A「………」
村「理由…、そやな、理由…」
村「…俺が 邪魔になるんやないかと 思ってな。」
A「……邪魔 て なに…？」
村「お前が 自立した 大人になるための 準備 始めてんのに、」
村「俺が ちょろちょろしとったら お前の 自立の 邪魔なるんちゃうかなって。」
A「そ…んなん…」
A「思うわけ…ない…」
村「俺が お前に できる事って もうないやんか。」
村「最初は ナンボか 手ぇ貸して 生きていけるように 手助けしたけど、」
村「その後は 自分で 働いて 生活できるようになって、20歳に向けて 正社員になれるように 医療事務の教室にも 通い始めて…」
村「なんなら 今が 一番 大事な時期や 思うから。」
A「………」
村「俺が その…、」
村「おかしな事して 心 乱すんは 違うやろ。」
A「…おかしな事 て なに…」
村「お前が 言うてた アイアンクローとかやんけ。」
A「っアイアンクローぐらいで 心 乱れるわけっ…」
A「……あるか…、あるな…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2403人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
亜月(プロフ) - すばさん» 歌の上手い子は声変わりしても上手いんだな〜って亮ちゃんで知ったよ(笑)亮ちゃんが上３人に完全に甘えてる感じがほっこり♪またにあたりがキツいとニンマリ♪ (2018年2月20日 23時) (
レス) id: 6f2b736c30 (このIDを非表示/違反報告)
すば - 亜月さん» 高音がキレイに出てたのに、いつの間にか声変わりして、おっきくなってた！あの頃の可愛いさは、お兄ちゃん達といると出てくるのよね♪ (2018年2月20日 23時) (レス) id: 2e1923a6a5 (このIDを非表示/違反報告)
亜月(プロフ) - すばさん» 亮ちゃんは歌もソロパートすぐもらってたし、才能アリアリのかわいい男の子だったな〜♪衣装とか全部おっきいの(笑)Jr全盛期のライブビデオまた観たい♪ (2018年2月20日 22時) (レス) id: 3c780ab1ed (このIDを非表示/違反報告)
すば - 亜月さん» 喜ぶマルも可愛い♪最初に東京に来たのはヨコさんと辞めたJr.なのよね。そっからすばヒナ来て亮ちゃんはすぐドラマとか出てたし昔から才能あったんよね♪恐るべしジャニーさん！ (2018年2月20日 21時) (レス) id: 2e1923a6a5 (このIDを非表示/違反報告)
亜月(プロフ) - すばさん» でもお仕置きがあるのはマルちゃんよね♪いらん事言うなってどつかれる♪そして喜ぶマルちゃま(笑)ちっちゃい時の亮ちゃんたまに見るとほんとかわいいよね〜。あの子を見い出したジャニーさんってマジすごい。 (2018年2月20日 20時) (レス) id: 3c780ab1ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：亜月
| 作成日時：2018年2月2日 7時
