恋してもいいですか☆2

＊元気印33 ページ3

ふわふわ浮かれてた気持ちが ずどーん落とされた。


落としたのは 章ちゃんじゃなくて、自分の甘さやねんけど。






安「期待させるだけ させて やっぱ俺アイドルやから お付き合い無理、なんて最悪やで？」




安「そこんとこ よぉ考えや。」




丸「…ふぁい…」




安「マジなんやったら 腹くくらなアカンよ。」




大「ヤスー、ちょお 来てーーー」




安「はいはぁ〜い♪」ﾃﾃﾃｯ






かわいらしいくせに 俺には厳しい 章ちゃん、ときめきポイント10ポイント獲得…






横「マルー」




丸「…はぁ〜あ…」




横「マル？」




丸「なんだい 白い恋人よ…」




横「俺 北海道の お菓子ちゃうわ(笑)」




横「今日 メシどう？」




丸「…カッコええなぁ、裕ちん…」




横「はぁ？」




丸「なんやかんやで 男らしいもんな。」




横「なに言うてんねん お前。」




丸「俺って なんで こうなんやろ…」




横「なに、悩み事あんの？」




丸「ある…」




丸「あるけど ラブストーリーやから 裕ちんのアドバイスって アテにならんよなぁ…」




横「めっちゃ失礼なこと 言うてんで、自分。」




横「俺かて 恋愛のアドバイスくらいできるわ。」




丸「ホンマにぃ〜？」




横「ナメんなよっ」




すば「むっつり専門のくせに。」ﾃｸﾃｸ




横「なんやねん すばるっ」




丸「あの人、通りすがりに なんか つぶやいてくねん(笑)」






裕ちんって 俺のこと めっちゃ気にかけてくれるから。


楽屋での 信ちゃん 章ちゃんとの話も ホンマは 聞き耳たててたらしい。







横「へぇ〜」




横「あれだけ ファンの子が 妻や 言うとった お前が。」




丸「や、今でも 俺の妻はファンの子やねんけど。」




横「それ、その子にも 言えるんか。」




丸「………」




丸「はぁ……っ」




横「結婚も せぇへん とか 言うてもうてるしな、お前。」




丸「えぇ、しません。」




横「そやから それも その子に 言えるんか て。」




丸「………」




丸「っもーーーっ、俺を 追い込むんやめてよーーーっ」




横「マル、決断せなアカン時って 来るねんで。」




横「その子が 理解してくれそうなら 正直に しゃべるとかも アリちゃう？」




丸「……こんなん 受け入れてくれるわけないやん…」




横「ま、今ならまだ 間に合うもんな。」




丸「…間に合う…やんなぁ…」

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