＊第七十四話 ページ4
彼は なんとも 言われない気持ちで あった。
自分より 強いAが弱っている姿、
その原因は 王の子供を 産んだ 身体的つらさと、もう男型になれないという 精神的つらさを 感じたから。
A「すばる様は…どのような ご様子だった…？」
亮「ぁー、うん、」
亮「めっちゃ 嬉しそうに 抱っこして ミルクも あげてた。」
A「そう…か…」ｸﾞｸﾞｯ
A「っ………」ｶﾞｸｯ
亮「俺に もたれて ええから ちょっと 休め。」
ｻﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ
A「…お前が 冷えるぞ。」
亮「今日 あっついから ええねん。」
A「……しょうがない、使ってやる。」
亮「生意気やわ〜(笑)」
こんなに 近くで Aを見たのも
こんなに 触れたのも 初めてで、冷たい水の中でも 暖かく感じていた。
それと同時に、心なしか 前より 小さくなった体に 儚さと愛しさのようなものも 芽生えつつあった。
A「錦戸、」
亮「うん？」
A「私は…どのくらい 弱くなると 思う？」
亮「…そない 変わらんて。」
亮「王さま 守れたら ええんやろ？」
A「その すばる様が 守ろうとしてるものが たくさんあるからな。」
A「国、国民、友好国、」
A「お前たちのことも そうだ。」
A「そして もうすぐ 王妃を迎え…」
A「………」
亮「…お前…さ、」
亮「王さまの ことが 好きなんやろ？」
A「…はっ」
A「人間特有の 愚かな感情が 私にも あると 言うのか？」
A「くだらん。」ｻﾞﾊﾞｯ
亮「ぁっ、おいっ」
A「今 話したことは 忘れろ。」
A「いいな。」
ｼｭﾝｯ
数日後には マキが アラーシ国から 嫁入りする。
その準備でも バタバタしているのに それに加え 天の世話を 交代で。
大「マキちゃんの お付きの人の部屋って2つで ええのっ？」
横「とりあえず 2つあれば ええやろっ」
亮「式典 恥ずいから 10分で 終わらせろとか 無理ですってぇっ」
すば「んじゃ 5分。」
亮「王さまぁっ」
安「ちょ、信ちゃんっ」
安「てんてん、抱っこしててっ」
村「なんで 俺やねんっ」
安「ファンタスティック抱っこヒモ 使て ええからぁっ」
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亜月(プロフ) - すばさん» ヒナちゃんと言えば和服の女将さんだもんね〜♪昭和な男だ(笑) (2017年10月20日 0時) (
レス) id: 3c780ab1ed (このIDを非表示/違反報告)
すば - 亜月さん» 信五さん...やだ〜着物姿でお帰りなさいませってしてるところが浮かんじゃった(笑) (2017年10月19日 23時) (レス) id: 2d89a6c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
亜月(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» すばるがメインの王さま話なのに亮ちゃんが目立ってしまっている！大変っ、軌道修正しなきゃっ(笑) (2017年10月19日 22時) (レス) id: 3c780ab1ed (このIDを非表示/違反報告)
置物娘OLDCODEXにハマりかけ(プロフ) - 亜月さん» まぁ、好きじゃない人から言われてもアレか・・・。 (2017年10月19日 21時) (携帯から) (レス) id: 1ca20cb2e6 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぽん(*´･∀･)(プロフ) - 亮ちゃんが!カッコいい！亮ちゃんになら、言われてみたい〜(笑) (2017年10月19日 21時) (レス) id: 32c919b56f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜月
| 作成日時：2017年10月4日 7時
