＊第六十五話 ページ30
Aは 炎属性の魔族で あった。
A「…これは……」
ｺﾞｵｵｵｵｵｵｵｵｵｯ
この数百年で 5番目に 入るくらいの 大きな山火事であった。
「きゃああああああっ」
「あぁっ、家がっ、家がぁぁぁっ」
「早くっ、持てるもの 持って 逃げろっ」
「村人は 全員 避難したのかっ」
A「……んんん……っ」ｼｭｳｳｳｳｯ
炎を 出すことは 呼吸をするより 簡単。
だが 水を 出すのは 相当な 魔力を 使う。
男型に ならねば 厳しいほどの 大変な 山火事であった。
A「……はぁぁぁぁ…っ」
ﾄﾞｸﾝｯ
A「っ！！」
A「ぐっ……」
ｺﾞｵｵｵｵｵｵｵｵｵｯ
A「んんんんっっっ……」
ﾄﾞｸﾝｯ
A「お…となしく していろっっ」
ｻﾞﾊﾞｰｰｰｰｰｰｰｰｯ
ﾄﾞｸﾝｯ
A「っ………」
明らかに 腹の 中で 何かが 動いていた。
安「助っ人 安田 参上！」
安「Aっ、大丈夫ーーーっ？」
A「やっ…す……」
ｻﾞﾊﾞｰｰｰｰｰｰｰｯ
安「俺が 開発したぁーーーっ」
安「その名も！」
安「『クリスタル・ガイザー』！！！」
ﾊﾞｼｬｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｯ
丸「そしてーーーーっ？」
丸「『クリスタル・ガイザー2号』！！！」
ﾊﾞｼｬｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｯ
川から 水を汲み上げ 大量に 噴射できる 装置。
これを 安田は 何かの時のために 作っておいたのだった。
そして2時間後。
村「おー、消えた 消えた。」
村「お疲れさん。」
「村は 無事だぞーーーっ！」
「ありがとうございます！！」
丸「章ちゃん、コレ すごいねっ♪」
安「んー、でも もうちょい 水量 増やして 数も用意しておかな アカンねぇ。」
安「できれば 村に 1コとか 置いとけたら ええんやけど…」
丸「あれ、A？」
丸「Aはっ？」
すば「おーい、誰か 手ぇ 貸せーーーー」
村「王さまっ？どこですかっ？」
すば「こっちや、こっち。」
すば「マル、馬 連れて来い。」
安「えっ、A どないしたんっ」
A「………」
すば「力 使いすぎたっぽい。」
すば「……ごめんな。」ｿｯ
ﾋﾟｸﾝｯ
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亜月(プロフ) - すばさん» 楽しく切なくおもしろく…がモットーなので(笑)書いてる分はもうすぐ終わりそう。次を考えてるところです♪ (2017年10月3日 23時) (
レス) id: 3c780ab1ed (このIDを非表示/違反報告)
亜月(プロフ) - yukiさん» 忠誠心の他にも感情がありそうでなさそうな魔族ちゃんです♪切ない部分もありーのニヤっとする部分ありーので、明日移行いたします！ (2017年10月3日 22時) (レス) id: 3c780ab1ed (このIDを非表示/違反報告)
すば - 亜月さん» ファンタジーなら、魔族と結婚して、魔族が王になる！で、楽しく終われば良いものを...でも、それじゃ面白くないよね〜この展開がいいんです♪ (2017年10月3日 21時) (レス) id: c80f4adfb7 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - うぉ！！！なんか切ない感じ系ですか？←王に対して忠誠心がすごい！そしてもう産まれるんですね！ (2017年10月3日 20時) (レス) id: f5b799cd8c (このIDを非表示/違反報告)
亜月(プロフ) - すばさん» ファンタジーって言ってるくせに内容ややこしっ(笑) (2017年10月3日 19時) (レス) id: 3c780ab1ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜月
| 作成日時：2017年9月18日 7時
