＊第六十一話 ページ26
彼は 恨みと憎しみを込めて 突き刺していた。
ﾎﾟﾀｯ
ﾎﾟﾀｯ
ﾎﾟﾀｯ
松「っ………」
A「………」
A「お前は 今、魔族を 殺した。」
A「それで 気が済んだか。」
松「殺した…？」
A「おそらく 死んだだろう。」
A「だが これで 良かった。」
松「おい、なんの 話……」
松「っ！！お前っ！！」
A「っ…、さすがに 短剣で 刺されるのとは 違うな……」
松「俺っ、俺は…っ」ｶﾀｶﾀｯ
A「魔族を 殺した人間は そうそういない。」
松「なん、なん……っ」
A「意外と 血も 出たな。」
すば「ぅおーーい、」
A「………」ｼｭｳｳｳ
ｼﾞｬﾊﾞｯ
すば「お前ら また モメてんのか。」
智「ちょっとー、あんま ケンカしないでよねー」
A「戦いの手ほどきを していただけです。」
相「あれー、ここだけ 水で ぬれてんのなんでー？」
A「さっき 水を撒いてるヤツがいた。」
丸「そろそろ 帰るよー」
大「遅なったら 信ちゃんに メシ抜きにされるわ。」
櫻「どうした？松潤。」
松「ぁ…、俺……俺……」
昼食を 食べ、おみやげを たっぷり もらい、アラーシ国を 出る時間に なった。
横「ほんなら お世話に なりました。」
丸「うちでも お祭りやる 予定あるんで ぜひ 来てくださいねー♪」
櫻「他のヤツらにも よろしく(笑)」
智「また 釣りしよーねー♪」
すば「今度は こっちで やろうや。」
そんな あいさつが 交わされている中、Aは いち早く 馬車の上で 寝転がっていた。
A「………」
松「…おい、」ﾕｻﾕｻ
A「……なんだ お前か。」
A「よく ここに いるのが 分かったな。」
松「足が 見えてたんだよ。」
松「お前…」
松「体…その…」
A「あぁ、」
A「残念なことに まだ 生きているようだ。」
A「刺された場所が ずれていたのか、すでに魔力があって 避けたのか。」
松「マジっ？！」
松「はぁ〜〜〜、良かったぁ〜〜〜」
A「なぜ 喜ぶ。」
松「喜んでは ねーけどな！」
松「ホッとしただけだよ！」
A「魔族を 殺したかったんだろう？」
松「そうだけど そうじゃねーんだよ！」
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亜月(プロフ) - すばさん» 楽しく切なくおもしろく…がモットーなので(笑)書いてる分はもうすぐ終わりそう。次を考えてるところです♪ (2017年10月3日 23時) (
レス) id: 3c780ab1ed (このIDを非表示/違反報告)
亜月(プロフ) - yukiさん» 忠誠心の他にも感情がありそうでなさそうな魔族ちゃんです♪切ない部分もありーのニヤっとする部分ありーので、明日移行いたします！ (2017年10月3日 22時) (レス) id: 3c780ab1ed (このIDを非表示/違反報告)
すば - 亜月さん» ファンタジーなら、魔族と結婚して、魔族が王になる！で、楽しく終われば良いものを...でも、それじゃ面白くないよね〜この展開がいいんです♪ (2017年10月3日 21時) (レス) id: c80f4adfb7 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - うぉ！！！なんか切ない感じ系ですか？←王に対して忠誠心がすごい！そしてもう産まれるんですね！ (2017年10月3日 20時) (レス) id: f5b799cd8c (このIDを非表示/違反報告)
亜月(プロフ) - すばさん» ファンタジーって言ってるくせに内容ややこしっ(笑) (2017年10月3日 19時) (レス) id: 3c780ab1ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜月
| 作成日時：2017年9月18日 7時
