＊story9 ページ9
なぜ…
ご主人さまは あんなに 怒ったんだろ。
私は ご主人さまのことが大好きなのに。
本当に 本当に 大好きなのに…
ウソじゃ…ないのに…
ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｯ
ウソじゃ……
ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｯ
ﾊﾞﾘﾝｯ
A『…ぁ、』
ﾎﾟﾀｯ
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
横「お前は なにをしとんねんっ」
なにを…
なにをしてるんだろ。
自らを 傷つけることは 禁じられてるはずなのに…
横「手のかかる ヤツやなっ」ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ
全部、私が 悪いんだ。
私がヒトじゃないから。
愛とか気持ちとか、そういうのが 分からないから。
だから ご主人さまを 怒らせてしまった…
ヒトじゃ…ないから……
造られた モノだから…
横「…腹 減った。」
A『っはいっ』
A『何が 食べたいですかっ？』
横「シチュー」
A『すぐに 作りますねっ♪』
横「…手は 大丈夫か？」
A『はいっ』
A『ご主人さまが 手当てしてくれたからっ』
横「そうか。」
横「手伝い 欲しけりゃ言えよ？」
横「…なんも できひんけど。」
A『知ってます(笑)』
優しい。
優しい ご主人さま。
私は あなたの そばに。
そばに……少しでも 長く…
横「…うまい。」
A『良かった♪』
横「これ、残ったら 明日グラタンに なったりする？」
A『お任せください、ご主人さま♪』
横「…ん、さんきゅーな。」
A『おかわり いかがです？』
横「もらう。あ、でも…」
A『半分、ですよね(笑)』
横「おん(笑)」
横「分かってるやん、自分(笑)」
笑ってくれた。
私に、笑ってくれた。
私は あなたの≪A≫じゃないのに。
あなたの≪A≫に…
なりたい…
横「A、寝よか。」
A『はい、ご主人さま。』
横「…寒いな。」
横「ちゃんと かかってるか？」
A『はい。』
横「おやすみ。」
A『おやすみなさい、ご主人さま…』
ご主人さまと 2人きり…
私は それだけで
それだけで とっても幸せです。
ご主人さま…
―返却期限まで あと3ヶ月―
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花 - 8人目大好物でーす！一日中読んでました！松にぃ版、亮ちゃん版みっけたし！涙 (2016年3月11日 19時) (
レス) id: b46cbad2cc (このIDを非表示/違反報告)
亜月(プロフ) - 果恋さん» その時のためにいっぱい書き溜めとくね♪それを楽しみの1つにしてくれぃっ (2016年1月11日 23時) (レス) id: 3c780ab1ed (このIDを非表示/違反報告)
果恋(プロフ) - 亜月さん» 16日にヒナきゅんめいっぱい叫んできます♪
本当は亜月さんの小説読みたいんですけど、制限と親の携帯からも読めなくて…
携帯は3月に変える予定なので、そのときに制限解除されればいいんですが… (2016年1月10日 19時) (携帯から) (レス) id: 29f92680e1 (このIDを非表示/違反報告)
亜月(プロフ) - 果恋さん» 久しぶり♪ヒナきゅん、叫んできてね♪ (2016年1月10日 18時) (レス) id: 3c780ab1ed (このIDを非表示/違反報告)
果恋(プロフ) - 亜月さんお久しぶりです！
ここでは読んでいただけるか分かりませんが、ヒナきゅんうちわ完成しました♪ (2016年1月9日 21時) (携帯から) (レス) id: 29f92680e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜月
| 作成日時：2015年11月22日 9時
