ペンギンくん☆2

＊こんなとこ ページ8

本当に 30分後、『後は 勝手に どうぞー』って 坂崎くんと 抜けた。



彼らは 強制的に 2人っきりに した方が 進むと 思うんだよねー


明日 なんか おごってもらおー♪






A「それじゃ、お疲れー」




男子「え、帰るの？」




A「うん、そのつもりだけど。」




男子「どっか 行かない？」




A「どっかって？」




男子「ぇーと…」




男子「スタバとか。」




A「ドリンクバーで お腹 たぷたぷ(笑)」




男子「じゃあ……、もうちょっと 話できるとこに 行くとか…」




A「話？(笑)」




男子「俺、ホントは 佐伯と 話してみたくて ついてきたんだ。」




男子「や、別に 金田に 頼んでこういう事に なったわけじゃなくてっ」




男子「たまたま なんだけど、ほんとっ」




A「はぁ、」




男子「1年の時から 佐伯のこと いいなって 思ってて…」




男子「こんな チャンス もう絶対ないなって。」




A「あの、申し訳ないんだけど…」




安「……A…さん……？」




A「はい？」ｸﾙｯ




安「………」




A「えっ、」




安「………」




A「安田くん、どうしたのっ？」




安「…俺は…そこまで CD借りに…」




A「あぁ、CDね。」




男子「え、誰？」




A「ぁー、部活の後輩くん。」




男子「そっか、水泳部なら あんま背 いらないもんな(笑)」




安「っさよならっ……」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ




A「え、ちょ、安田くんっ」






なんか 勘違いしたんだろなぁ…



まさか こんなとこ 見られるとは 思わなかったけど、別に やましい事してないし



してたと しても、あの子には 関係ない…よね…




ま、夜にでも LINE来るでしょ。







ｻﾞﾊﾞﾝｯ



ｻﾞﾊﾞﾝｯ



ｻﾞﾊﾞﾝｯ






2年ﾏﾈ「やっぱ 調子いいね、ヤスっ♪」




安「ホンマぁ？」







結局 昨日は LINE来なくて 練習も 絶好調。



でも あたしに 駆け寄って来る気配はない。


それが なんか…変な感じ。








A「あゆみ、合宿の疲れ 残ってるっぽいから 今日は 終わりー」




あゆ「マジ？やったっ♪」




A「みんなも あんまり 無理しないでねー」




A「いつもと 違う感じしたら 切り上げたり 休んだりしてー」




A「今日は 基本、流しで やった方が いいかもー」

＊いただけない→←＊どっちも

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