ペンギンくん☆2

＊知ってるよ ページ5

え、なにコレ。


なんで 石黒くんも 知ってるっぽいの？






安「先輩は 彼女さん どうやって 口説いたんですかぁ？」




石黒「そんなの 言えるかっ//」




安「グイグイ押した？」




石黒「…まぁ…///」




安「かーわーいーいー♪」




安「体ごっついのに かーわーいーいー♪」




石黒「お前も ごついだろーがっ//」




安「んでんで、Aさんは 押されたい方？」




A「いや、その前に、」




A「石黒くんって…、その…」




石黒「あぁ、俺 知ってるよ。」




石黒「こいつが お前 好きなの。」




安「なんでか バレちゃったのー♪」




石黒「普通 あんだけアピールしてたら 分かるだろ(笑)」




A「えっ、他の男子もっ？」




石黒「まぁ、うっすらな。」




A「えぇ……」




安「しゃあないもんねぇ、それは。」




安「俺の愛が じゅわーって出てもうたんやもん…」




A「…ねぇ、男子キャプテン。」




石黒「はい(笑)」




A「この子が こんなガンガンアピールしてくる事に ついて なんかないの？」




A「部活内 恋愛禁止ですよね？」




石黒「いや、だって こいつ結果出してるし。」




石黒「なんにも やらないで 浮かれてるわけじゃないから。」




A「そこなのよね…」




A「しっかり 自己新 連発してるし、こんなんだけど マジメだし…」




安「照れるー♪」




石黒「ま、俺らが 引退しちまえば 問題は なくなるんだからさ、」




石黒「このままで いいんじゃね？」




安「さっすが 彼女いる人は 言う事 違いますわぁ♪」




石黒「そうだっ、」




石黒「お前らと こんな話してる場合じゃねーんだよっ」




石黒「電話しに 行こうと 思ってたんだっ」ﾀﾞﾀﾞｯ






意外と ちゃんと 見てるんだな、石黒くん。



そっか…、男子は ほとんど知ってるのか……






安「…Aさんって、」




A「ん？」




安「実は、男子部員の中でも ちょっと人気やったんですよ。」




A「はぁ〜？」




安「一生懸命 俺らのこと 考えてくれて しっかりしてて、」




安「でも たまに やらかすとこが かわいい 言うて。」




A「んなわけないじゃん(笑)」




安「そういうヤツら 黙らすために 俺 がんばったの。」




安「誰よりも 速く 泳いだろって がんばったの。」

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