ペンギンくん☆2

＊気にしてられない ページ16

安田くんと LINE 始めたら 1時間は 続いちゃって


これ電話の方がいいんじゃないかって 何回も 思ったけど それやっちゃうと さすがにダメな気がして


でも 変な疲れは 取れちゃうから不思議。






A「はい、今日の3年メニューこれでーすっ」




安「俺のことも 言ってっ」




A「…もとい、」




A「3年with安田くんのメニュー こちらになってまーすっ」




あゆ「ヤス、めんどくさ(笑)」




男子「マネージャーの対応力っ(笑)」




A「安田くん、アップ200から。」




安「はぁーい♪」ｻﾞﾌﾞﾝｯ




A「あゆみ、足首の疲れ どう？とれた？」




あゆ「うん、大丈夫っぽい。」




A「石黒くん、メニューより もうちょい増やしてもいい気がするんだけど いける？」




石黒「マネージャーが いけと 言うなら いきましょう(笑)」




あゆ「いけ。」




石黒「なんで お前が 言うんだよっ(笑)」




あゆ「いや、ノリで(笑)」




女子「あたし 今日 どんなメニュー？」




A「はいはい。」






当然、安田くんだけに ついてるわけにいかない。



でも 任された以上は ちゃんと 管理してあげたい。


安田くん3の 他3年を7くらいで やっていかないと…






A「バッタを もうちょい 詰めたいね。」




安「もう1本 お願いしますっ」




A「15切るの 目標に、がんばろう。」




2年ﾏﾈ「………」ｼﾞｰｰｰｰｰｰｯ






この間から 莉乃ちゃんの視線が すっごい刺さるけど 気にしてられない。



こっちは こっちで まずまずのプレッシャー あるんだからっ







女子「A、あたしの さっきのストロークさ…」




男子「なぁっ、今の 俺 いい感じだったろっ」




女子「ちょっと、あたしが 先っ」




男子「先に 計ったの俺だしっ」




A「ちょっ、ケンカしないっ」




女子「順番 守れっ」




男子「手ごたえ あったんだよっ、早くタイムっ」




女子「いつ聞こうが タイムは 変わんないでしょっ」




男子「パッと 聞くだけなんだから いいだろっ」




A「っえぇいっ、2人とも あと200追加っ」




2人「っマジで！」




A「由香子、もう少し 前半ストローク 抑えてっ」




A「田代くん、タイム 言うほど 伸びてないよっ」




A「200ｍフリー、よーーいっ」




女子「え、え、」




男子「わわわわっ」

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