ペンギンくん☆2

＊不純 ページ12

怖いよー


もういきなり 核心 ついてくるよー






A「そこまで 口 出せないよ(笑)」




2年ﾏﾈ「…悔しいんです。」




2年ﾏﾈ「ヤスは ずっと、引退まで あたしが ついててあげなきゃって思ってたんです。」




A「…うん。」




2年ﾏﾈ「あたしなら ヤスのこと 何でも分かってあげれるし、ヤスのために何でもしてあげたいって思うし…」




A「莉乃ちゃん、」




A「それはさ、恋愛感情だよね。」




A「なんか ごっちゃに なってない？」




2年ﾏﾈ「禁止なのは 分かってます。」




2年ﾏﾈ「でも 想うだけなら いいですよねっ」




A「まぁ…」




2年ﾏﾈ「A先輩から 先生に 話してもらえませんかっ？」




2年ﾏﾈ「ヤスの管理、あたしに 任せたいってっ」




A「やーーー、それは…」




2年ﾏﾈ「先輩たちが 引退したら どうせ あたしが 引き継ぐんだしっ」




2年ﾏﾈ「それよりだったら ずっと 同じマネージャーが 近くにいた方がヤスにも いいと思うんですっ」







…うん、それは 分かる。



分かるけど…


なんか ちょっと 不純なんだよねぇ…







A「…ってな 事を 言われたんだけど どう思う？」




あゆ「ぶちギレそう♪」




A「まーまーまー(笑)」




あゆ「なに調子こいてんの？先生が決めたことに 文句つけるとか 生意気でしかないじゃんっ」




あゆ「しかも ヤスのこと何でも 分かってあげられるっ？彼女でもないくせにっ」




あゆ「つーか、意見あるなら 自分で言いに行けよっ」




A「あゆみに 相談したこと 後悔してるんだけど(笑)」




あゆ「呼び出して ボコっていいっ？」




A「やめてください、完全 体育会系キャプテン(笑)」




あゆ「なんで そこで 断らなかったのっ？」




A「それも そうだなって思うところも あったから…」




あゆ「あんたは ほんと 甘いねっ」




あゆ「うちら スイマーには 厳しいくせにっ」




A「マネージャーですから(笑)」




あゆ「そうっ、そういう気持ちが 莉乃ちゃんには 欠けてるのよっ」




あゆ「ヤスに とって、スイマーにとって いい練習方法を 考えるのが マネージャーってもんでしょっ？」




あゆ「いつも ありがとうっ」




A「感情の変化が ヤバいって(笑)」




あゆ「言いなりに なっちゃダメだからねっ」

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