誰のために☆ (ページ28)

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＊for them28 ページ28

私の出した企画が通るのは 6割。

実際テレビで放送されるのがその中の半分くらい。

テレビで放送されるって事は視聴率が出るって事…

A「………」ｽﾞｰﾝ

横「いやいや、まだ 1回目やから。」

亮「そうそう。そない落ち込まんでええて。」

A「そこそこ自信あったヤツなんですよ…」

A「加藤Ｐのちょい反対押し通して実行してもらった企画なのに…」

亮「でもさ、俺らにも問題あると思うで？なぁ？」

横「そやから言うてるやん、1回じゃなんも分からんて。」

A「加藤Ｐの『ほれ見たことか』顔が頭から離れないんです…」

亮「あの人、クセ強いからなぁ。」

A「あぁぁぁぁ………」ｽﾞｰﾝ

横「ここで気にしててもしゃあないやん。」

横「今日はコレで終わりやろ？」

A「…はぃ…」

横「よっしゃ、飲みに行こかっ」

亮「えっ、マジでっ？珍しっ」

横「なんやねん、どっくん。」

亮「だってさ、横山くんから誘うって滅多にないやん。」

A「…飲み……」

A「…たいっ！飲みたいですっ！」

横「モヤモヤしてる時は飲むしかないよな。」ﾎﾟﾝｯ

亮「なにアニキ感出してんねんっ」

横「たまにはええやろっ(笑)」

横「あ、すばるも呼ぼか？」

亮「えっ、すばるくんっ？♪」

亮「それええなっ♪」

亮「良かったぁ、俺この後なんもなくてぇっ♪」

亮「そんでなぁっ？こいつ、のこのこ部屋まで来たくせに全然その気ないねんっ」

亮「おかしいやろっ？」

A「何号室に今すぐ来い、的なこと言って切るからでしょ。」

A「なんでその気ムンムンで行かなきゃいけないんですか。」

横「ドライやなぁ(笑)」

すば「亮が悪い。」

A「ですよねぇ。」

亮「なんでよ、すばるくんっ」

すば「その気にさせへんかったお前が悪いやろ。」

すば「だいたいな、ホンマにその気なかったら部屋まで行かんて。」

横「え、そうなん？」

A「まぁ、ゼロではないですけど。」

すば「ほらな。」

亮「なにそれなにそれっ」

亮「じゃあ俺がええ感じに誘ってたらヤれてたんっ？」

A「私好みの誘い方だったら。」

亮「ぅあーーーーーっ」