恋するカフェオレ☆ (ページ15)

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＊初めて見たページ15

Aside

仕事で嫌なことがあった日はにーちゃんに話聞いてもらいながらお酒飲むのが習慣で

最近は特に朝早くから窓口じゃない、裏でのしんどい処理任されて

それが 3日続いてぐったり。

マスターのカフェオレ飲みたい……

ｷﾞｲｲｲ…

「おは…」

「おはよう、大丈夫？」

A「おはようございます。」

A「ちょっと最近早出が続いて来れなかったんですよ(笑)」

「うん、顔色悪いなぁ。」

A「そうですか？自分じゃ気づかなかったけど。」

ｷﾞｲｲｲ…

「いらっしゃいませ、おはようございます。」

横「おはようございます。」

「おー、横山くん。」

A「あ…、」

横「どうも。」

A「どうも…」

横「………」

横「あ、豆乳ラテを。」

「かしこまりました。」

横「…あの、」

A「はい？」

横「俺、あんま顔じっくり見てへんかったんでこんなん言うのもアレなんですけど…」

横「今日、顔変やない？」

A「へっ…」

「変て、女の子に向かって(笑)」

A「ねー、今のは失礼ですよねー」

横「あっ、いやっ、そういう意味やなくてっ」

「顔色が悪い、ってことでしょー」

横「そう！それ！マスター、それ！」

横「それ！」

A「分かりましたから(笑)」

横「びっくりしたぁ…」

A「こっちのセリフですよ(笑)」

「ここに置いても？」

横「あ、はい。」

カウンター席が 5つ。

その端っこに座ってるあたしと、3つ隣に横山さん。

「いやー、2人にはお世話なったからなんかさせてもらいたいんやけどねぇ。」

横「そんなん別にいりませんて何回も言うてますやん(笑)」

ぁ、笑った。

初めて見たかも。

ちょっとかわいい。

A「あたしも、このほっこりカフェオレ飲めるだけで十分ですって。」

「でもなぁー」

「やっぱりアカン、なんか考えとくから待ってて。」

横「待ってなアカンねや(笑)」ﾌｰﾌｰ

横「……ぅまっ」

A「ふふっ」

横「え、なに？」

A「やー、横山さん、初めてここ来たときもその豆乳ラテ飲んで同じリアクションだったから(笑)」

横「…ホンマに？」

A「はい(笑)」