１５８ ページ29
目『合格した皆さんはこれから緊急時に限りヒーローと同等の権利を行使する立場となります。
すなわち敵との戦闘、事件、事故からの救助など…ヒーローの指示がなくとも君たちの判断で動けるようになります。
しかしそれは君たちの行動一つ一つにより大きな社会的責任が生じるという事でもあります』
うぅん。
まぁ力を行使するにはそれ相応の責任があるってことだ。
目『皆さんご存じの通り。オールマイトという偉大なヒーローが力尽きました。
彼の存在は犯罪の抑制になる程大きなモノでした。
心のブレーキが消え去り増長する者はこれから必ず現れる。
均衡が崩れ世の中が大きく変化していく中、いずれ皆さん若者が社会の中心となっていきます。
次は皆さんがヒーローとして規範となり抑制できるような存在とならねばなりません。
今回はあくまで仮のヒーロー活動認可資格免許。半人前程度に考え、各々の学舎で更なる精進に励んでいただきたい！！』
この人やっぱりいい人だ。
目『そして…えー不合格となってしまった方々。点数が満たなかったからとしょげている暇はありません。
君たちにもまだチャンスは残っています。
三ヶ月の特別講習を受講の後、個別テストで結果を出せば君たちにも仮免許を発行するつもりです』
「「「！？」」」
目『今私が述べた“これから”に対応するにはより“質の高い”ヒーローがなるべく“多く”欲しい。
一次はいわゆる“おとす試験”でした。選んだ１００名はなるべく育てていきたいのです。
そういうわけで全員を最後まで見ました。
結果、決して見込みがないわけではなく、むしろ至らぬ点を修正すれば合格者以上の実力者になる者ばかりです』
ああ、成程。
目『学業との並行でかなり忙しくなるとは思います。
次回四月の試験で再挑戦してもかまいませんが＿＿＿＿＿…』
爆「当然」
夜「お願いします！！」
出「やったね轟くん！！」
峰「やめとけよ。ね？取らんでいいよ。楽にいこ？」
轟「すぐ…、…追いつく」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 243人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
一等卒(プロフ) - MR サナリアさん» ありがとうございます！！コメントうれしいです！これからも頑張ります！ (3月16日 18時) (
レス) id: 944122a4a9 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - 更新速度はやっ！ 夢主ちゃんがこれからどう家族と接していくか気になる！ これからも頑張ってください！（でも無理はしないで…体調とかこわしてほしくないので…） (3月15日 22時) (レス) @page7 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：一等卒 | 作成日時：2024年3月13日 22時
