忘れないで

仲間 ページ36

涼太side


昨日は偶然入ったカフェにAがいて、本当に運命だと思った。


喫茶店に入って話そうと思ったんだけど明らかにAは緊張してて、俺も思う様に話せなかったからまたこんどちゃんと話すっていって連絡先を交換した。


帰り道、何度も送って帰ればよかったなって後悔した、


Aは中学のとき怖い思いをしてるから心配でたまらなくって夜は全然眠れなかった。


今になって睡魔が襲ってくる、

もうすぐPVの撮影なのになぁ。



龍友「りょーたー！どーしたんや？？今日あんまし元気ないやん、」

隼「確かに俺も思いました、」

涼太「あー、昨日あんまり眠れなくってね。」

龍友「何かあったんか？？相談しいや、」


龍友くんはいつもふざけたことばかり言うけど、意外と心配症でいつも相談事に乗ってくれるからやっぱり龍友くんには隠しきれないななんて思った。


涼太「うん、実はね...」


メンバーにAとの事を全部話した。

話しているとこんなに俺ってAのこと大好きなんだなって実感させられる。


亜嵐「そんなことあったんだ。全然知らなかった、涼太くんの恋愛話聞いたことなかったもんね。」


メンバーはみんなちゃんと最後まで話を聞いてくれてほんとに感謝してる、




あぁ、こんないい仲間に出会えた俺ってほんまとに幸せ者だな。

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