必要、不必要。＿黄緑 2 ページ2
黄side
大「亮ちゃんは、もう俺の事いらん…？そやんなぁ…俺なんか可愛げも無い。かと言って、かっこいいわけでもない。はは。気付かんくて…ごめんなぁ、ごめん、ごめんなさ、…」
そう言葉を残し、楽屋を出て行った大倉。
俺はそんな大倉を追いかけなかった。
嫌いで追いかけなかった訳では無い。
何故、出て行ったのか、何故あんなことを言ったのか分からへんのに追いかけられへんやろ。
そんな事を頭の中で考えていれば
村「…亮、今の流石にあかんやろ。」
渋「俺も流石にそのノリには乗れへんで…。」
なんてため息を交えながら呆れ気味に言っているふたり。
横「お前、言ってええ事悪い事区別付けれへんの？子どもちゃうねんから、ちゃんと考えんとあかんのちゃうん？」
なんてこちらを睨みつけながら怒ってる横山くん。
安「いやいや、冗談やって俺でも分かっとったで！？」
丸「せやよ、！亮ちゃんかてわざと言うたわけちゃうやろし！！」
なんて俺を庇うようにみんなに言うふたり。
錦「…え、俺なんも悪いこと言ってへんやん。」
思っていたことを口にすれば現場は凍りつき、
気が付けば俺は横山くんに殴られて床に尻もちをついていた。
錦「った…なにすんねん！！」
横「…お前、大倉のことどう思ってんねん。」
錦「はっ…？！」
…大倉は俺の恋人。
だけど、外ではそんな雰囲気を出さんようにって近すぎん距離感を保っとんねんけど、
それでも好きなんは大倉で。
それ以外は誰も考えられん。
錦「恋人。……本当はそれ以上になりたいねん。横山くんらみたいに“夫婦”って言われる関係に。それの何があかんの？」
横山くんはそういった俺に対して大きなため息をついた。
そして尻もちをついたままの俺に目線を合わせるためにその場へしゃがんだ。
横「…なら、お前さっきの発言は間違いやと思わへんか？すばると付き合いたいって。」
錦「っ…あ…。」
横「……大倉、自分のことは不必要やって。そう思ったんちゃう？だから、もう俺のこといらん？って聞いたんやろ。」
しまった。
素直にそう思った。
後先考えずに言ってしまった言葉に今更後悔した。
なんでこんなにアホなことしたんやろ俺。
ちゃんと考えたら大倉が悲しむんくらい分かっとったはずやのに。
村「…追いかけてこい。」
そう言われ、“ありがとう、ごめんな”と言葉を残し
楽屋から飛び出した。
少し走った先に大倉はいた。
錦「…大倉！」
大「…りょ、おちゃん…？」
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てつこ - あたしのリクエストで完結なんて！なんとお礼をすればいいか！ありがとうございました！紫赤はマイナーなんで凄い嬉しかったです！長編応援しますありがとうございました！！ (2018年12月5日 2時) (
レス) id: 97a6f64d36 (このIDを非表示/違反報告)
村岡誠∞黒紫緑担 - 短編完結おめでとうございます!!!! 長編でも頑張って下さい!(*^^*) (2018年12月1日 17時) (レス) id: e50e2268b6 (このIDを非表示/違反報告)
えまくん。(プロフ) - てつこさん» リクエストありがとうございます！了解しました！ (2018年11月30日 14時) (レス) id: d0533c944e (このIDを非表示/違反報告)
松原マロン(プロフ) - リクエスト書いてくださってありがとうございました！最高でした(^ ^)これからも応援しています！ (2018年11月30日 14時) (レス) id: 472e20148f (このIDを非表示/違反報告)
村岡誠∞黒紫緑担 - 書いていただいてありがとうございます!!!! また宜しゅうお願いします(*^^*) (2018年11月29日 20時) (レス) id: e50e2268b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えまくん。 | 作成日時：2018年11月15日 6時
