！おさななあまた！ (ページ23)

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era come un serpente/shk ページ23

「ほんとキミら距離近いよね」

きりやんの呆れたような声にスマホから顔を上げる
すぐ隣でも同じ様にシャークんか顔を上げていた

「近いって言われても」
『これがいつもの距離だし…？』

ねぇ？とシャークんと顔を見合わせる

「まぁまぁ、きりやん
これが幼なじみの距離感なのかもよ～？」
「だとしても椅子はピッタリ横付けしないだろ！」

間延びした声を出すぶるーくにもピシャリと言い放つきりやんをぼんやりと見ながら、これでも離れてる方なんだけどなぁとシャークんに寄りかかる
あ、ちょっと眠くなってきたかも

「それにほら、Aって小さいからどんだけ近くても妹みたいに見えるし別に良くない？」
「俺弟とこんな距離近くないよ」
「男兄弟がこんなにべったりだったらそれもそれで…って感じだろ」

やいのやいの言い合うみんなの声をBGMにうつらうつら
次第に瞼も落ちてきて起きてられなさそうだなぁと思っていると、それに気づいたシャークんが「寝てていいよ」とこちらを見てきたので遠慮なく寝させてもらおう…おやすみ…

「おい、お前ら
話が白熱してるのはいいが当の本人たちは全く興味無さそうだぞ」
「え゛！？ほんとじゃん！
てかA寝てんじゃん！？」
「んー。眠いって言ってたから寝かせた」
「お前らの話してんのに！」
「何、きりやんもしかして寂しいの？」
「えぇ？そうだったんなら早く言ってよ～」
「寂しがりなきりやんには俺らが引っ付いててやるよ」
「え、違う違う違う。ちょ、来んな！
あぁぁぁぁ！暑いって！！！！」