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ショッピ君とアホなやり取りしているとクローゼットから制服を着て出できたシマに怒られてしまったので、腹いせに私はシマに抱きつくとスタスタと玄関から出ていき自宅に帰る。
「ただいまー」
ci「あ、やっと帰ってきたァ、姉さんはよ準備してやー。今日の朝ごはんは目玉焼きやで」
「んー、撲殺体だねぇ」
ci「ﾅﾝﾃﾞﾔ！！と冗談はええとして姉さん、ホンマにその格好なん？」
「かわいでしょ？」
ci「ええけどさコネさんがブチ切れる未来しか思い浮かばへん。てか場合によってはエミさんがキレるで」
「大丈夫でしょ？エミ兄さん耐性ないじゃん」
チーノが作ってくれた目玉焼きらしいものと1口サイズに切ったウィンナーがお皿に鎮座し、そのそばにカリカリに焼いてあるトーストが用意されており私は嬉々として座りバターとジャム。チーズにハムを載せてあるのも用意しており牛乳を飲みながら朝食を済ます。
「そういえばチーノ、エミ兄さんは？」
ci「朝から重役会議からの学校やって大変やね」
「ねー。あだっ」
たわい無い話をしていると後ろからポコっと音がして頭に衝撃が来た。
振り向くとそこにはシマが居て鬼の形相と言わんばかりにジト目で見られた。
『あ、これ煩いやつだ』
そう思った瞬間、大きな声がリビングを揺らした。
kn「なんやその格好！！！あかん！！！着替えろ！！！その格好はあかん！！！スカート短い！！ボタン開けすぎ！！うなじ見せるな！！！しかもピアスは何故俺の色やないん！！！カーディガンもそう！！！おそろいの指輪をペンダントにしてくれてんのは嬉しい！！！なんで紺のソックスやないん！！！それじゃギャルやん！！！」
syp「毎日毎回同じツッコミっすね。お疲れ様です」
「あー、だってギャルで楽しめるの今しかないもん。髪の毛もシマと一緒なんだよー」
kn「俺の嫁がめちゃくちゃ可愛ええってそうじゃないんや！！」
ニコッと笑ったり怒ったりしてシマが忙しいなぁと思いながらチーノに聞いてきた。
「チーノ、お姉ちゃん格好へん？」
ci「ええと思うで。特に橙色のカーディガンとかええやん。俺の姉さんやから橙色なんやろ？あー弟思いの姉を持つと凄い幸せやな」
そう。私の格好は指定のブレザーに橙色のカーディガン。ワイシャツのボタンは第2まで開けて水色のキャミのレースをチラ見せしつつシマとオソロの婚約指輪をペンダントにしつつ紫のピアスをつけてルーズソックスを着用していた。
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