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「了解でーす！」
そう言って台車から手荒く俺を落としてどっかに消えてった(
「久しぶりじゃのう。坂月くん。我輩のこと、忘れてるとかいったら容赦せんからな」
「さ、朔間さん…」
「ふふ…Aは零兄さんのことが苦手だったんだよネ…いじめるのはほどほどにしてあげなヨ。」
「夏目…」
「Aくん、お久しぶりですねぇ…☆貴方の日々樹渉です☆」
「わぁっ、渉さん、急に鳩を出すやめてください」
「これは失敬…」
「ふんっ、君がいない間影片がずっと元気がなくて完璧なライブができなかったんだね！責任をとりたまえ。」
「しゅ、宗さん…」
そう言って中にいる四人に撫でられる。
「みなさん、ありがとうございます！」
もちろん朔間さんに隠し事ができるはずがなく、俺が不登校になった理由は五奇人全員知っていたらしい。
俺が学院に入りたての頃からお世話になっていた方々で、みかと仲良くなったのも宗さんがきっかけだ。
「それより、朔間さん…言葉遣い、というか雰囲気が変わりましたね？」
そう言うと
「んん、そうかのう？我輩は変わったつもりはないんじゃがのう。」
いやいやいやいや。うそつけぇ！
もっと俺様感あったじゃん！ね？ね？
と思いつつも触れられたくないのかもしれないし話をずらすことにした。
「そ、そういえば奏汰さんは…？」
「奏汰兄さんには伝達が遅くなったからそろそろ来ると思うヨ」
そう言っていると扉ががらっと開く。
扉の前に立っている水浸しの彼。
三年生の中でも俺のことをよく可愛がってくれた先輩。
「A…ほんとに、Aなんですか…？」
そう言って俺のことをスッ…と見下ろす。
「はは…奏汰さん、お久しぶりです。黙って消えちゃってごめんな…わっ？！」
俺が謝罪を述べようとすると奏汰さんがぎゅっと抱きしめてきた。
「おかえりなさい。A。ほんとにしんぱいしたんですよ。ちゃんとぼくにいってといってたじゃないですか。」
「ごめんなさい！今度からはちゃんといいますから離れてください。俺まで濡れるんてますけど」
「ノンッ！奏汰のせいで部室がびしょ濡れになってるじゃないか！先生たちに怒られても僕は知らないぞ！」
「ふふふふふ。相変わらずですねぇ。Aを溺愛しているのは変わっていないようで。」
そういうとぽんっとタオルをどこからか取り出した。
「これをお使いください…☆」
「あ、ありがとうございます。」
ありがたく使わせてもらった
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作者名：金欠 | 作成日時：2019年3月22日 1時
